本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061594975
作品紹介・あらすじ
夢解釈の先駆者であり、精神分析に巨大な足跡をしるしたフロイトはこう語る。「夢の解釈は無意識の知識を得るための王道である」と。夢を心の深層を表すものとし、無意識の欲動の中心を性におくその理論は、夢の分析に画期をなす衝撃的なものであった。本邦初訳の二論文「実現した夢の予告」「民間伝承の中の夢」など八篇の小論集で知るフロイト夢理論の概要。
感想・レビュー・書評
-
本邦初訳という2つを含めた8本の論文集。『夢判断』はカッタルイというムキはフロイト自身によるダイジェスト「夢について」が安手な解説本を読むよりずっといい。民間伝承や童話の性的象徴性を強調したり、テレパシーをやっつけたりとユングへの攻撃もおこたりない。
「人間の美徳は根源的な性質からして世間で期待されているように明朗でもなければ生命力旺盛でもなく、彼女にしても美徳に対してしかるべき報酬を受けてはいない」
ちょっぴりペシミスティク。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
--夢の解釈は無意識の知識を得るための王道である--
実例、民間伝承、テレパシーの可能性について語りながら夢について論考する。 -
夢に関する小論集。
この手の本にしては読みやすかったんじゃないかと。症例も載っていて割と面白く読める本。
2009.07.02読了
全3件中 1 - 3件を表示