マジックミラー (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
3.28
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本棚登録 : 152
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061814806

感想・レビュー・書評

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  • 犯人探しモノではない(犯人は分かりやすいし、本作が単発で出ていることからもすぐにわかってしまう)。
    面白くないわけではないのだが、キャラクターがもう少し魅力的だったらなぁと思ってしまう。空知は意外に頭まともだし、恵は空知が思い詰めるほど魅力的とも思えない。柚月双子にしてもそこまでのクズとして書かれているわけではないし、彼らの妻たちも略奪されたわけではない。

    双子殺しは、殺害現場まではわかったが、それがアリバイトリックだとは思わなかった。そこが一番驚いた。

  • 何年・・いや、何十年ぶり(それは大げさ?)かの再読。
    正直おつむの足りない私には、時刻表トリックとかはちんぷんかんぷん^^;
    しかし、空知・・そして片桐さんのキャラがとても魅力的だった。
    なんだろうな、あのとらえどころがなく妙にはかなげな風情を漂わせて、それでいて片桐さんとの掛け合いは小気味よく・・・
    最後の片桐さんから電話を受けるシーンが切なかった。
    んでもって、片桐さんて、作家編で出てくるより、なんかオトコマエなのな(笑) アリスともいいコンビだと思うけど、空知さんとはまた違う雰囲気があって、片桐×空知な人の気持ちがわかったわ(笑)
    片桐さんみたいな人が、仕事でもプライベートでもパートナーだといいな。

  • 街で昔の恋人の妹にばったり会った、推理作家の空知。
    数日後、彼女から姉が殺されたと聞かされ、空知は事件の真っ只中に巻き込まれていく。
    夫が殺したに違いない、でも彼にはアリバイがある。
    「双子」という特別な、でもありがちなキーワード。
    そして第二の事件が起きる……。

    そうじゃないかなと漠然と思いながら、でもそうであってはほしくなかった結末。
    二重三重に絡み合うトリックに、うーんと唸ってしまいました。
    完璧と思われた犯罪も、ほんの小さなほころびから露見してしまう。
    なんでもはっきりしないと気持ち悪い、情緒のない私は物語の最後の余韻がもどかしく、その後どうなったの?と気になって仕方なかったり(苦笑)。
    余韻は余韻として、じっくり味わえるようになりたいものです。

  • じんわり好きです。

  • 電車モノ、時刻表トリックのミステリ。
    前回読んだダリの繭同様、作者がすごく下調べをしているのが伺えて好印象。
    下調べって言うかはまり込んで書いているんだな、というのが伝わってくる。
    作中講義でトリックの分類なんかも出てきて面白い。
    まぁ、相変わらず「西」の話なんで大阪とかあんまり行ったことない私にはイマイチピンとこなくて悔しいですが。

  • 数年前に初めて読んだときは正直ピンとこなかったんだけど、もう一度読んでみたら、いいですね、これ。作家編でおなじみの片桐さんがでてきます。

  • 推理小説としてどうこうというよりも、空知のキャラクタがとても魅力的。

  • 面白かった。確かに切符の件は思いつかないよなあ。凄い! 〇〇も〇〇である必要性はあったのかしら。

  • 2000.5

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著者プロフィール

有栖川 有栖(ありすがわ ありす)
1959年、大阪市東住吉区生まれの小説家・推理作家。有栖川有栖・創作塾の塾長。
同志社大学法学部法律学科卒業後に書店へ就職。それまでも学生時代から新人賞や雑誌への投稿を繰り返していたが、1989年江戸川乱歩賞に投稿した『月光ゲーム Yの悲劇 '88』が東京創元社編集長の目に止まり、大幅に改稿した上で刊行し、単行本デビューとなった。1994年、書店を退職して作家専業となる。1996年、咲くやこの花賞(文芸その他部門)受賞。1999年から綾辻行人と共作でテレビ番組『安楽椅子探偵』シリーズ原作を担当する。
2003年、第56回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)を受賞した『マレー鉄道の謎』、2007年発表作で「本格ミステリ・ベスト10」で第1位、「週刊文春ミステリーベスト10」で第1位、「このミステリーがすごい!」で第3位、「黄金の本格ミステリー」に選出と高く評価された『女王国の城』など、多くの作品がミステリ賞で高く評価されている。
2000年11月より2005年6月まで、本格ミステリ作家クラブ初代会長を務める。

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