笑わない数学者 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1658
感想 : 161
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  • Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061819276

感想・レビュー・書評

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  • こんな館に住みたい…

    数学は嫌いでも、この作品はすきです。

  • オリオン像消失のトリックは読めましたが、事件解明には繋がらなかったなぁ。やっぱり楽しいですが、これはあと2,3回読み返さないと完全な理解には繋がらないな…と思います。だから読み返しますけれど(笑)

  • S&Mシリーズ 3

  • (高校生)

  • 犀川と萌絵シリーズの第三作。
    メインのトリックは、申し訳ありませんが、すぐにひらめいてしまいました。そして、最後まで、その着想が当たっているか、否か、という興味で読みました。…たまには、こういうこともあります。

  • 最終章が秀逸。
    この章のために前半のすべてがある。

  • このシリーズは3冊目なんだけど、今のところこれが一番面白かった・・
    「全ての事象は定義することで決まる」ってのがトリックの
    キーワードなんだけど、とにかく3作目にして探偵?っぷりも
    板に着いてきちゃった犀川先生(ただの大学の助教授なんだけど)
    が相変わらずやる気が無いのが笑える・・

    この人の書くキャラクターはホントに面白い・・この話で
    出てくる「天王寺博士」もかなりおもしろいし、主人公も
    社会的にはかなりの変わり者だし・・?もしかしたら作者の
    森さんもこんなキャラなのかな?まぁ工学博士でなんかバイトで
    作家を始めたらしい・・んでもう最初から書く本数が決まってる
    らしくもうあと何年かすると作家は辞めるんだって・・・

    まぁ・・・普通の人じゃ無いな・・・(笑)

    かなりの数の小説が出てるからしばらくは楽しめると
    思います・・こういう人が見つかるとしばらく
    楽しめるから良いですわ・・・

  • 犀川先生の恋愛方面の狼狽ぶりが面白い、数学問題のミステリィ。

    事件については、先に犯人が動いたので特定することができたが、証拠が提示されないのは厳しいのでは。

    発想の転換、定義の問題。
    前者は実生活でも役立つが、後者はそれを知らなくても周囲に合わせれば、それでいいのではないかと思う。

  • 2004年5月9日読了。

  • 人里離れたいわくのありそうな館、 そこに住まう偏屈な老数学者。 密室で起こる殺人。
    この要素だけで見ると、綾辻行人の『館』シリーズをっ髣髴とさせる。 オリオン像みたいなモチーフも綾辻作品によく登場するし。
    トリックに新しさや衝撃はあまり感じないものの、シリーズとしての安定感は感じられる。
    天王寺博士が物語の冒頭で、出題した『計算なぞなぞ(笑)』には 読むのを中断して本気で考えてしまった。
    謎解きとは別に、少しずつ進展している犀川先生と萌絵の仲が今後どうなっていくのか ちょっと楽しみになってきた。

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著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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