妖奇切断譜 (講談社ノベルス ヌA- 2)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061821033

感想・レビュー・書評

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  • 『鬼流殺生祭』と同じ九条と朱芳のシリーズ第二弾。帝都で若い女性のバラバラ死体が見つかり、しかもそれらは全て稲荷社に捨てられ、死体の一部が持ち去られていた。そしてその被害者達は全員、美女三十六歌仙に選ばれていて…、という、ミステリ好きにはたまらない設定。前作と同じく、非常によく出来ていて読みやすい傑作だと思います。できればこのシリーズもっと書いて欲しい…!

著者プロフィール

1968年、東京都生まれ。早稲田大学商学部卒。93年、第4回鮎川哲也賞の最終候補となった『慟哭』でデビュー。2010年『乱反射』で第63回日本推理作家協会賞受賞、『後悔と真実の色』で第23回山本周五郎賞受賞。「症候群」シリーズ、『プリズム』『愚行録』『微笑む人』『宿命と真実の炎』『罪と祈り』『悪の芽』『邯鄲の島遥かなり(上)(中)(下)』『紙の梟 ハーシュソサエティ』『追憶のかけら 現代語版』など多数の著書がある。

「2022年 『罪と祈り』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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