月は幽咽のデバイス (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 83
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061821095

感想・レビュー・書評

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  • 密室トリック……ああやっぱりそういう○○があったのね、と。ミステリとしては全体的にあっさりめかなあ。
    しっかし読んでて一番思ったのは……林に無性に腹が立ちます(笑)。もうどうしてくれようって感じです。紅子も七夏もそんなやつとっとと見限っちゃえよ~、と思うのは私だけなんでしょうかねえ。

  • 2009/1/6読了
    ああ、確かに全てに意味があるわけではない。
    結末としてそれを取り入れるのは、ミステリーとして
    邪道なのかも知れないけれど、言っていることは正しい。
    そして恐らく人間は怖い。一番怖い。
    怖さを作り出すのも人間。
    怖さを超越するために、克服するために、努力するのも
    人間。

    そう、いつだってこの人が書くことは正しい。
    そのままを受け入れる、そして、一歩引いてみる。
    そこにはある、見えなかった何かが。
    明日の風景はどう見えるだろう。

  • Vシリーズ第三弾。
    れんちゃんがアクティブに活躍します(*^_^*)
    紅子さんと七夏さんのバトルがますます激化…
    保呂草さんが気になる。謎だ。

    オオカミ屋敷/オーディオ/

  • 確かに世界に力は溢れているね。
    後ろにあった思惑をぼかして、大きな意味での死因を明らかにしたところで話を終わらすスタイルは相変わらず。
    相変わらずといえば、例の趣味の悪い三角関係も健在。

  • 練無のキャラがいいよね。森博嗣の無駄話はおもしろい。

  • Vシリーズ3作目。トリックは大掛かり過ぎて反則でしょう(^^;・・相変わらずS&Mシリーズとの関連をぼかしてるけど~かなり不自然な隠し方になる。森助教授の遊びの分野なんだろうな~
    そろそろ森ミステリー、密室パターンが読めてくる。登場人物の絡みで特色を出そうとしてるが、Vシリーズの人物って、あまり好きになれない。読むの、少し休もうかな・・

  • Vシリーズ第3作

  • これはオチにビックリ。さすがです。読みなさい。

  • 2008 9/17

  • 2008年7月16日

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著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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