捩れ屋敷の利鈍 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1194
感想 : 82
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061822313

感想・レビュー・書評

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  • やっぱり西之園嬢の描写は苦手だ。
    いや、単独だとそんなに気にならなかったので、犀川先生が関わっているときのこの人が苦手なんだろう。

    話はまあ、なんというか、どうでもいいな。
    思わせ振りなラストとかも。
    あれなんか意味あるの?
    他シリーズ読めばわかるの?
    でないなら意味がない。

    あれ、なんで私、この本読んだんだろう。

  • 秘宝“エンジェル・マヌーバ”が眠る“メビウスの帯”構造の捩れ屋敷。密室状態の建物の内部で死体が発見され、秘宝も消えてしまった。さらに、完璧な密室に第二の死体が!招待客は保呂草潤平、そして西之園萌絵。探偵は前代未聞の手法によって犯人を言て当てる。
    「BOOK」データベース より

  • Vシリーズ8作目でS&Mシリーズとのコラボ。読んでわかったのはやっぱりS&Mシリーズのほうが好きだということ。萌絵や国枝さんなどのほうが親しみがわく。そういう絡みで森ワールドがつながっているのかなというのが少しわかったけど、ミステリーとしては今一つ。



  • すげぇー萌絵と保呂草が涼しげな会話してるゥゥー。
    たとえるならジョジョ四部で承太郎と丈助が共に行動している感じに近い。

    これ講談社ノベルス20周年記念企画の密室本なのか。
    森先生がこんなに楽しい本を書いてる裏で佐藤友哉が『クリスマス・テロル』を書いていたなんて皮肉な話だなー。

    内容に関しては、毎度おなじみの安定した丁寧な仕事ぶり。ただしミステリに対しての謎は。
    紅子と萌絵の関係。
    保呂草が驚愕した事実。
    など謎が謎を読んでいる状態を投げつけられてドキドキしている。

  • 惰性

  • SMシリーズとVシリーズの共演。
    2つのシリーズの時間軸がわかっているので、「ほーそうきたか」という感じ。
    なんとなく紅子は死んでいるイメージがあったので、生きていたことに驚いた。
    ストーリーはびっくりするくらいに面白くない。萌絵に対するべた褒め本。

  • Vシリーズ第8弾。S&Mシリーズからまさかのあの3人が登場。
    探偵が犯人を言い当てる手法としても、確かに(たぶん)前代未聞。
    捩れ屋敷の中に入ってみたい。

    S&Mシリーズ、Vシリーズと順当に読んできた読者は、
    保呂草さんが語る「謎」の答えに、この先どこかで出会えるかも。
    答えを知った後にこの物語を読み返すと……。

  • シリーズ7作はやっぱり時系列がちがう。

    萌絵と保呂草さんのスリリングな会話がファンにとってはたまらない作品です。

  • わ~い♪
    ひっさびさの犀川先生と萌絵のコンビが出てきて嬉しかった。

    保呂草との夢の競演!

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著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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