- Amazon.co.jp ・本 (148ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061824539
感想・レビュー・書評
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意味不明なのは、多分最初から意味がないんじゃないと思う。無理に理解しようとせずに、この不思議な世界ではそういうものなんだと思って読めばいい。波長が合えばとても心地良いし、合わなければただの意味不明な文字の羅列。人にはお薦めできないけれど自分は嫌いじゃない。
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最初から最後まで意味が分からないので理解しようとしない方がいい。
これで意味不明な文の全てに意味があったりしたら、腹の底から驚きます。 -
学校の図書室で借りて、10月末に読了しました。
難解すぎて訳がわかりません... 妹多すぎるし。 でも、熊の少女が「 」という結末は、頭を抱えて読んでいたのがなんかスッキリしたので良かった。 -
独特の世界観がスキ
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戯言シリーズ読んだ後でこれはキツかったです。書き方が全く違うので、
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あまり悩んで読まないほうをお薦めします。
悩むとワケが判らなくなります。 -
維新先生かぁ…。うん、いつもと違う。でもおもしろかった。こういう書き方のわりにはすらすら読めたし。
何となく『家守綺譚』を思い出したのだけど…。 -
<blockquote>映画を見に行かねばならない。死んだ17番目の妹のために。23人の妹がいるが、死ぬのは決まって17番目の妹だ。</blockquote>というくだりで始まるこの本は、序盤からかなりの摩訶不思議ワールドへ突入します。
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<br>正直万人にお勧めできる本ではありません(それでも私は大好きですが)。
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<br>主人公の妄想とも、現実とも取れない(そもそもこの世界にそれらの区別があるかどうかもわかりませんが)記述と、古書のような表記。
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<br>小説という「物」を、文章だけでなく、装丁から外観、構成にいたる「本そのもの」を小説だと定義した場合に始めて一冊の「本」として完成するような作りになっています。
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<br>これを読んだ人は、「面白い」「つまらない」と二極化した感想のどちらかを抱くでしょう。
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<br>この世界では、自分の常識など通用せず、あるのはただ登場人物たちが魅せる世界のみ。
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<br>そんな本が読みたいなら、(ちょっと高いけど)手にとってみるのもいいかもしれません。
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<br>ちなみに広義では妹萌え本です。 -
「理解」への挑戦? 不条理でユーモラスな作品。上等。
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不思議な世界。