ロードムービー (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 103
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061827394

感想・レビュー・書評

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  • トーキョー語りが一番じーんときた。どの話もとってもよかった。

  • 千晶ちゃん。

  • 「ロードムービー」
    「道の先」
    「トーキョー語り」
    「雪の降る道」
    「街灯」

    なんか、ヨワい気持ちってどこにも
    転がっていると思うんだけど。
    ほっとく強い気持ちでいてくれれば、
    問題ないとも思うんだけどさ。

    まぁ、ヨソのヨワいとこ見て
    安心するんだろーねー。

    そ、電車んなかでは、急激だから
    カンベンしてくれよぉー
    ってカンジに。ウルウルしちゃった。
    一人の時も、こんなに涙腺ヨワかったっけ…
    ってカンジで。袖でふきまくりぃー。

    自分のヨワいとこと、
    ツヨいとこを認識しとかなきゃねー
    って考え直したりもしやしたー。

  • 冷たい校舎の…を読まないと楽しめない短編集。
    私はしっかり楽しめた!
    鷹野とみーちゃんが幸せれたので、私も幸せ。
    高校時代からのみんな成長が知れて満足。

  • 冷校観てなかったら、今作の楽しめ度は2★になるかもな…辻村はやっぱり長編が向いてるね……短片だと力が蓄えない、最期の暖かい必殺技のダメージも弱くなるのよね……

  • それぞれの話が別々のようで実は繋がっていたところが面白かった。
    スピンオフ作品とは知らず、そのことをし知っていればもっと楽しめたかな。
    トーキョーの話が1番好きだった。

  • 2012.08.24読了。表題作のトリックには、カードが全て開かれるまで全く気付かず、しっかり騙されました。ここまで露骨なのは自分の周りには無かったと思うけど、子供って素直で、残酷だ。
    その他の短編3作は、同時に購入した『冷たい校舎〜』のスピンオフ作品らしい。知らずにこちらから読んでしまった…。時系列としては雪の降る道→冷たい校舎〜→道の先→トーキョー語り、か。それでも1作1作がちゃんと独立していて良かったけれど、これから読む長編の謎を少し知ってしまった様で残念。

  • ただの短編集だと思って読み進めて行ってたから、全てが繋がってる上に冷たい校舎のスピンオフだと知った時の衝撃が凄まじかった…自分ひとりじゃどうしようもできない小学生時代と、教室という名の箱に押し込められて息苦しい毎日を過ごした中高生時代を思い出した。

  • 一話目のワタルの男前さに惚れた(笑)
    ボーイッシュな女の子供はやはりそうとうにボーイッシュらしい。カエルの娘はカエルか(笑)
    冷たい校舎の時は止まるのスピンオフということなのだか冷たい校舎〜を読んでいなくても大丈夫な感じ。
    スガ兄は相変わらずしっかりものだか、意外とおてんばなみーちゃんと意外に繊細なヒロだったのね(笑)

  • 冷たい校舎の…のスピンオフということを知らなかったが、とても面白く読めた。友達となる瞬間がある!あーわかる気がする!って思った。中学や高校に行った時に、知らない人が多いのだが、なんとなく話したりして、共通の趣味を持っていたりすると、早く友達になれたりする。その友達の家庭の事情とか後で知っても気にはならないが、気にする人もいるのだろうなぁーって、作品を見ても思う。

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著者プロフィール

1980年山梨県生まれ。2004年『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。11年『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞、12年『鍵のない夢を見る』で第147回直木三十五賞、18年『かがみの孤城』で第15回本屋大賞を受賞。『ふちなしのかがみ』『きのうの影ふみ』『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』『本日は大安なり』『オーダーメイド殺人クラブ』『噛みあわない会話と、ある過去について』『傲慢と善良』『琥珀の夏』『闇祓』『レジェンドアニメ!』など著書多数。

「2023年 『この夏の星を見る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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