魔境の女王陛下 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 82
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  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061828117

作品紹介・あらすじ

凶悪犯を追ってシベリアへ出張した警視庁の薬師寺涼子と泉田準一郎ら4人。彼女らは鎖された施設で人智を超えた世界に遭遇する!?

著者-田中芳樹(たなか・よしき)
1952年熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。1978年に『緑の草原に……』で第3回幻影城新人賞を受賞しデビュー。1988年に『銀河英雄伝説』で星雲賞を受賞。壮大なスケールと緻密な構成によるSFロマン、中国歴史小説等で、読者の爆発的な支持を集め、ノベルス界のスーパースターの地位を確立する。『薬師寺涼子の怪奇事件簿』をはじめ、『創竜伝』『タイタニア』『アルスラーン戦記』など大ヒットシリーズを次々と発表し続けている。嫌いな食べ物は茄子。

感想・レビュー・書評

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  • あらすじ:舞台はシベリア。話はいつもの。

    時代劇と同じで、基本やることに大差ないのがこのシリーズの伝統。だからそこは棚に上げたとしても、それ以外も何だかなあ。
    アルスラーン戦記と同様に筆力低下は著しく、ストーリーのほうも涼子たちが作戦会議を始めたので敵のボスは退席したのかと思いきやその場にいたりと矛盾が目に余る。マリちゃんや貝塚がいるせいか、由紀子はもはや空気だ。

  • 涼子や泉田警部補の関係性が好きでよく読んでたシリーズ。今回はシベリアで殺人鬼やサーベルタイガーと対決。最後があっけなくも感じたけど、何かの時には上司でもどなる泉田さんの男気がよい。

  • 刊行された当時は日本にいなかったので、原発を事をネタにされても、いまいち楽しめなかった。刊行直後に読んでたら、面白かったかもしれないが・・・。
    最後の敵が人間(?)ですこし拍子抜け。胃から鉄条網を取り出すところは人間離れしているけど。
    でも、普通に楽しめた。

  • 久しぶりにこのシリーズを読んだ。あまり面白みは無かった。シベリアの奥地が舞台だけど、あまり活かされてない。泉田君が無意識に「すっこんでろ!」とか怒鳴ったのはちょっと良かったが。でもキレるタイミングがそこなの?っていう。あとあの施設内外の描写がいまいちわかりにくかった。中だと思ったら外でサーベルタイガーと戦ってる。登場人物の位置もよくわからない。あちこち落丁してるの読んだみたいな不安定さだった。

  • 今回はシベリア!

    いつものパターンですけど、この安定感。笑。
    メイドさんたちの過去はいつか分かるのかなあ。

  • ロシアが舞台。

  • 色々な意味で相変わらずだなぁと思った一冊。現状への皮肉も味といえば味なんだけど、最初のような化物と対峙する面白さをメインにして欲しい。

  • このシリーズは頭空っぽにして読めるので好きです。

    しかし、今回はなんだろう?いまいちパッとしない。。。
    怪奇の度合いがパッとしないのか、敵役の人物に毒がありすぎるのか。

    1か所、話がわからずに読み返したところあるし、急いで書いたのかなぁ。

    お涼さまの泉田君好き具合が増していたのが、唯一面白いところかも。

  • 久しぶりに読んだ、薬師寺涼子シリーズ。そういや、毎回怪物が相手になるんだっけな…とか懐かしく。いつの間に時代は震災後になってたんだ。

  • 涼子vs絶滅動物

    【内容】
    今回の舞台はシベリア。変態殺人鬼を追って。サーベルタイガー。秘密都市。シベリア独立国構想。アホな日本の偉いさん。

    【感想】
    今回の敵はそれほどたいした相手ではなかった。メイドさんたちの協力でも得られたらお涼さんナシでも解決できたかもね。

    (2013年05月24日読了)

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著者プロフィール

1952年熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。1978年「緑の草原に……」で幻影城新人賞を受賞しデビュー。1988年『銀河英雄伝説』で第19回星雲賞(日本長編部門)を受賞。2006年『ラインの虜囚』で第22回うつのみやこども賞を受賞した。壮大なスケールと緻密な構成で、『薬師寺涼子の怪奇事件簿』『創竜伝』『アルスラーン戦記』など大人気シリーズを多数執筆している。本書ほか、『岳飛伝』『新・水滸後伝』『天竺熱風録』などの中国歴史小説も絶大な支持を得ている。

「2023年 『残照』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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