猫柳十一弦の失敗 探偵助手五箇条 (講談社ノベルス)

著者 : 北山猛邦

• 講談社 (2013年1月9日発売)

感想・レビュー・書評

[あこさんの感想 · 2016年10月13日]

猫柳探偵もの第二弾。
あれからそれほどたってない時期でのおはなし。

おもしろかった。
失敗、とかゆーからこれも死人がでるんじゃ？とどきどきしていたが、なんとか未然に防げたようでよかったよかった。
とはいうものの、殺人自体は過去に複数行われていたようで、なかなかおいおいな後鑑家でした。
死にたい、が口癖の後鑑探偵との再会を期待。

にしても、あからさまな猫柳さんのクンクンラブ目線を
さらりとかわすクンクンがすごい。
いや、でもこれって結局両想いなのですよね？？
え？一人前になるまでは・・・とかいうヤツなのか？
猫柳ゼミ女1人に男2人、トライアングルじゃーっとか思ってたら、月々早々に戦線離脱。うーん、そっち設定はなしなのねー。

しっかし、死人を出さないままでこのシリーズ続けていけるのか？それで探偵ものとしてやっていけるのか？
純粋にどこまでシリーズ化できるか興味津々。

[tamakoさんの感想 · 2016年6月9日]

事件が起こる前に推理して未然に防ぐというコンセプトの探偵、猫柳十一弦シリーズ第２弾。
今回は閉鎖的な村の名家の娘に届いた脅迫状が発端。探偵助手学部の月々がひとまず事件を解決したものの、猫柳は惨劇が起きるのではないかと推理して村へ潜入することに…
密かに未然に防ぐというのがやはり盛り上がりに欠ける気がする。それと読みやすいのはいいのだが、ラブコメ要素が増した感じが個人的にはいまいち。
でも設定が面白いので、シリーズ続編には期待したい。

[kodansha-novelsさんの感想 · 2016年5月9日]

脅迫者は400年前の姫!?
頼りなげで危なっかしい
女性名探偵が謎を解く!

因習にとらわれた村で猫まっしぐら! 人気青春ミステリ!

成人するまでに嫁がねば一族を追放する――山に閉ざされた村にある名家・後鑑家(のちかがみけ)のお嬢様に脅迫状が届いた。差出人は戦国時代の姫!? 彼女の20歳の誕生日が迫る中、相談を受けた探偵助手学部の君橋(クンクン)と月々(マモル)が超サプライズな方法で完全解決……したはずなのに、村に残る伝説を調べていた彼らのゼミ教官である女探偵・猫柳十一弦(ねこやなぎじゅういちげん)は惨劇が起きると推理。事件を止めるべく村へと急いだ!

[けわた くーすけさんの感想 · 2015年2月26日]

what's do this?? the story is super light. i mean, what should author do??? i have no idea, it outline. 大東亜帝国大学。大学的名字是失敗(笑)

[hmurogaさんの感想 · 2013年1月16日]

2013/01/16読了

[hicaluyさんの感想 · 2013年1月8日]

この探偵の，事件に対する態度は面白い．

著者プロフィール

2002年、『『クロック城』殺人事件』（講談社ノベルス）で第24回メフィスト賞を受賞しデビュー。代表作として、デビュー作に端を発する一連の〈城〉シリーズなどがある。

「2022年 『月灯館殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」