人間の檻 (講談社文庫 ふ 2-6 獄医立花登手控え 4)

著者 : 藤沢周平

• 講談社 (1985年11月1日発売)

感想・レビュー・書評

[v0vさんの感想 · 2018年9月25日]

2018.6.1(金)￥200(-2割引き)+税。
2018.9.25(火)。

[honｎo-遊民さんの感想 · 2017年6月7日]

獄医立花登シリーズを４巻続けて再読し、藤沢周平の世界をたっぷりと堪能した。
柔術の使い手にして、牢医者というユニークな生業の青年を主人公に、捕物帖と市井小説を融合したこのシリーズは、小説名手の著者ならでは。
また、登の叔父の家での出来事は、ホームドラマとも言え、さらに従妹のおちえとの経緯は、青春小説のよう。
テレビドラマで、『立花登青春控え』と題名したのも頷ける。
四季折々の情緒あふれる江戸の街の描写も鮮やかなこのシリーズは、いずれまた再再読する日があるかも。

[dojiyasuさんの感想 · 2010年6月6日]

10/03/25　立花登も年貢の納め時。めでたし。心地よい読後感。

[しめじひめさんの感想 · 2009年7月11日]

ついにシリーズ最終巻。
登の人間臭さが好き。
最後も綺麗に終わって良かった。

[千 墨銘さんの感想 · 2008年9月15日]

９３年２３刷本

[kojtnkさんの感想 · 2008年4月28日]

モテる登のおことっぷりがなんかこのシリーズを軽くしていく感じがしてしまう・・

[izarynobury1222さんの感想 · 2005年9月12日]

藤沢周平面白い！

著者プロフィール

1927-1997。山形県生まれ。山形師範学校卒業後、教員となる。結核を発病、闘病生活の後、業界紙記者を経て、71年『溟い海』で「オール讀物新人賞」を受賞し、73年『暗殺の年輪』で「直木賞」を受賞する。時代小説作家として幅広く活躍し、今なお多くの読者を集める。主な著書に、『用心棒日月抄』シリーズ、『密謀』『白き瓶』『市塵』等がある。