普通人名語録 (講談社文庫 え 4-3)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061848986

感想・レビュー・書評

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  • 普通人・名語録
    ちょっと他のシリーズとだぶっている

    孤高に生きたって・・・・
    早い話が組織に入れてもらえなかっただけじゃないか

    結婚して40年、主人と同じところで食事したことはありません
    いつも台所ですね
    鹿児島では珍しくないらしい

    YS11
    輸送機設計委員会

    美しく老いる・・・よう言うわ

    ボケると言うのは死の恐怖に対する自衛本能ともいえます

    若い才能というものの中には
    自分の才能が最短距離で咲く分野を
    見つけ出すことも含まれているのです
    そして、彼らの才能が流れ込む分野が
    時代をつくるのです

    京都の料亭の石
    つまずくとへこむ
    発泡スチロール

    戦艦アリゾナの中の遺体は収容されてない
    忘れるもんかってのは、そいういうことなんだよ

    デマを流すコツは、みんなが信じたがるデマを流すこと

    テレビは事件を大事件にする

    確かに芸者は減りました
    でも、旦那はもう亡びたも同様

    将棋の人気の量
    碁の人気の質が
    無視できないから、新聞が熱心

    古本を買うなら大阪
    きれいに読んで、きれいなまま売る

    一村一品運動
    つくるのは素人でもできるが
    売るのは素人じゃちょっと・・・

    東京「ゴミを捨てるな」
    富山の「あんたのいらんものは、わしもいらん」

    戦後は若手が自由に振舞って復興を早めた
    その若者たちが、今の困った老人たちです

    兵隊が犬死にすることに慣れなきゃ
    上官にはなれません

    選挙なんてインテリの一票よりバカの三票
    それにバカはいくらでもいるし

    農業人口がどんどん減っているが
    農林省の役人や農協の役員が増えているから大丈夫
    だってさ

    不信、かんぐり、排他精神、損得の計算ばっかり
    坂口安吾の農村評

    うなぎを穴の中に入れると自動的に
    開きになって出てくる機械があって

    脳外科医
    命を救ったが半身不随
    それでその家が目茶目茶になる羽目になるのを
    見るのが辛い

    アメリカの黒人、土地が手に入らないから
    車と洋服にカネをかける

    老人たちは文鎮になりなさい
    文鎮がしゃべったり、動いたりしたら
    いい字がかけない

    二百年の木を使ったら
    二百年は使える仕事をしなきゃ
    木に対して失礼ですから

    ある日、波の音が聞こえなくなる
    朝、浜に出ると水平線が白いんだ
    それで二、三日すれば海は流氷でいっぱい

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著者プロフィール

1933年、東京都に生まれる。早稲田大学文学部中退。中学生の頃からNHKラジオに脚本の投稿を始め、大学在学中から放送の世界にかかわる。以降、テレビやラジオ番組の放送作家、作詞家、語り手、歌手などの幅広い方面で活躍中。TBSラジオ「誰かとどこかで」「土曜ワイドラジオTOKYO 永六輔その新世界」は共に長寿番組として知られる。作詞家として世に送りだした曲には、「上を向いて歩こう」「黒い花びら」「こんにちは赤ちゃん」などの昭和を代表する名曲が多い。著書にはミリオンセラーの『大往生』(岩波新書)をはじめ、『生き方、六輔の。』(飛鳥新社)、『職人』『芸人』『伝言』(以上、岩波新書)、『あの世の妻へのラブレター』(中公文庫)などがある。

「2012年 『上を向いて歩こう 年をとると面白い』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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