無名の盾: 小説警察官の二・二六事件 (講談社文庫 も 19-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (289ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061849082

感想・レビュー・書評

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  • 純粋に小説の出来だけを見ると、名もなき警察官を主軸にしてストーリーを最後まで進めることが出来ず、二・二六事件の本筋自体にも触れざるを得なかったのか、それとも多様な観点から題材を扱いたかったのか。
    いずれにせよ、焦点がぼやけて非常に散漫な印象を与えている。
    作家の反戦の思いと普通の警官への追悼の念はよく理解できるが、それと小説の良し悪しは完全に別物。
    表題の付け方含めて上手くいっていないと思われるな。

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