- Amazon.co.jp ・本 (366ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061850590
感想・レビュー・書評
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言わずと知れた戦国の英雄、織田信長を題材とした小説。
その彼の生涯と取り巻く歴史を単なる英雄物語ではなく、リアルに、質実剛健に描こうとする筆者の意思が感じられる作品。信長の世界飛躍への夢の名残を残して、物語は幕を閉じる。
全体としての出来はそれなりだとは思うのだけど、なにかもう一つ物足りない感じも覚える。筆者の物語を織りなすペースが、読者の盛り上がりのリズムとシンクロしにくいものなのかもしれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いよいよ一向宗との戦いが始まる!
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美濃攻め〜本願寺・一向一揆との戦い
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(1992.11.03読了)(1992.07.01購入)
(「BOOK」データベースより)
鉄砲と集団戦法によって、近代化された好戦的織田軍は、尾張全土を平定し、積年の難敵美濃の斎藤を討滅した。諸国の地侍を結集し、楽市楽座の画期的経済策を成功させ、上洛を果たした信長は、越後の上杉、甲斐の武田、中国の毛利等の戦国大名群から抜きん出る、天下統一の野望をもつに到った。
☆津本陽さんの本(既読)
「下天は夢か 一」津本陽著、講談社文庫、1992.06.15 -
和歌山などを舞台とした作品です。