人形館の殺人 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 3513
感想 : 330
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  • Amazon.co.jp ・本 (380ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061853881

感想・レビュー・書評

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  • 面白くはあった。引き込まれるような展開で、ワクワクする。ただ、展開が限定的すぎるからか、犯人は結構すぐ分かる。結構古い小説なので、当時は斬新なトリックとされたのかもしれないが、今読むと肩透かしをくらった感じになる。今までの館シリーズとしては1番物足りないかなぁ。次の館シリーズに期待というところ。

  • 島田が出てこないっていう型破り感満載の一冊。。。
    どうも最初から気持ち悪さが漂う。

  • 評価するに値しない
    これぞ壁本といったような作品
    オススメはしない

    館シリーズは四作品で終わる予定であったらしいが、この壁本のおかげで続きが読めると感謝する

  • 多重人格ものには慣れてしまっているので、驚きはなかったが、推理小説を楽しむことはできた。

  • 館シリーズであって番外編のような話。館トリックはあまり出てこなくてちょっと物足りない… こういう犯人だとドラマ化は出来ないなぁ~と思う。改訂版だと建物がよくわかるイラストでいいですね♪

  • なるほどこういうことか。が率直な感想。

  • 今までの館シリーズとは少し違った感じがしたのは館の立地とか一人称のせいだろう。読み進めるうちにいつも通り引き込まれて結末で驚いてとても良かった。

  • 人形をたくさん使ったトリックを期待してたのに…

  • 亡き父が残した京都の邸に移り住んだ飛龍想一。 日本家屋の母屋と賃貸アパートとして開放している2階建ての洋館からなる館には各所に不完全なマネキンが飾られていた。 まもなくして、子供を狙う連続通り魔殺人が近所で起こる。また、想一自身にも何者かによる殺人予告が・・・ 館シリーズ第四弾

    サイコホラーのような薄気味悪さが漂っている。 犯人については、最初に、もしや・・・と思ったが、館シリーズであるがため、撹乱させられた。 「お決まり」のスタイルの裏をかかれたという感じ。
    ラストまで引張ったあるキーワード。それに関しては最後まで不明瞭な部分がある。 もしかしたら「犯人」は、真犯人によって仕立て上げられたのではないか?全ての犯行は本当に「犯人」がやったことなのか?と読後も謎が残った。

  • 館シリーズの4作品目。
    画家の飛龍想一が京都の「人形館」に越してきてから、周囲で不可思議なことが起こり始める。

    序盤から不気味な雰囲気で物語に飲み込まれていく感じを味わえる。
    最後はいつもと違う驚きを与えられた。

    あとがきにもある通り賛否もあるが綾辻さんが一番気に入っているのもわかる気がする。

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著者プロフィール

1960年京都市生まれ。京都大学教育学部卒業、同大学院博士後期課程修了。87年、大学院在学中に『十角館の殺人』でデビュー、新本格ミステリ・ムーヴメントの契機となる。92年、『時計館の殺人』で第45回日本推理作家協会賞を受賞。2009年発表の『Another』は本格ミステリとホラーを融合した傑作として絶賛を浴び、TVアニメーション、実写映画のW映像化も好評を博した。他に『Another エピソードS』『霧越邸殺人事件』『深泥丘奇談』など著書多数。18年度、第22回日本ミステリー文学大賞を受賞。

「2023年 『Another 2001(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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