- Amazon.co.jp ・本 (486ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061856523
作品紹介・あらすじ
花の銀座の路地裏でボディビルダーのママが経営する小粋な「超電導ナイトクラブ」に集まるのはニュー・セラミックスや光ファイバー通信や生物工学の技術者たち、ハイテックなスノッブばかり。常識もモラルも軽くのりこえた彼らが夜毎くりひろげる支離滅裂な饗宴―――そしてデカダンスの終焉を予見する魅力の長編。
感想・レビュー・書評
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龍さんの小説読んでたら現代の日本で生きるの余裕
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1991年12月10日第四刷 再読
常識は無くてお金はある。教養は無くて高度な先進技術知識はある。そして全くモラルのない飲み仲間がその高度な知識を活用する変態的ブラックコメディ。作品内の無駄に多過ぎる理系先端情報を把握しきれず読み飛ばし気味。
ストーリーはある様な無いような状態だけど、支離滅裂な依頼に高度な知識と技術をマシンガンの様に打ち込んむところが笑いどころ。 -
テクノロジーからリビドーを守る先端技術技術者たち、レプリカントの女の子と筋肉隆々のママ。倒錯した者たちしか集まらないバーで、夜な夜なまるで夢と現実のあわいのような出来事が起こる。その出来事の信じがたさは、彼らの具体的個人史や人物分析によって妙な説得力を帯びている。驚異が起こるリミナルスペースとしてのバーカウンター、そこで起こったこと、語られたことは、小説という空間に残された可能性であるように思う。
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情報量はものすごいが、ストーリーはつまらなかった。
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ごめんね、もっといい本オススメすれば良かったね。コインロッカーベイビーズは本当にいい本だから、いつか読んで欲しいな!
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ハイテクを変態行為に使う登場人物達がとても魅力的。
前半はおバカで面白いけど、後半は話が意味不明でつらい。 -
よくわかんないけど、面白い、そんな作品。