- Amazon.co.jp ・本 (114ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061882294
作品紹介・あらすじ
暗くて寒い森の中。パパはいないし、おなかはペコペコ。こわい生きものも、たくさんいます。でも、ムーミントロールとママはすすみます。ほんもののお日さまの光にあふれる、あたたかい場所をもとめて。
感想・レビュー・書評
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全集の別巻。これがムーミントロールのお話の第1作目だということ。
ムーミンママとムーミントロールが、ニョロニョロと一緒にどこかへ行ってしまったパパを探してさまよっている。
やっぱりムーミンママは稀有な存在、偉大な人だよなと思う。
挿絵が奇妙なのもよい。
これでムーミンシリーズを全巻読み終わったー。
なんだか謎の多い、不思議な話だったな。子どもも大人も完全な存在ではなくて、自由で、誰にも強制されてなくて。
これ「童話」なのかしら、と思う。 -
ムーミンを読む愉しみは作者その人による挿し絵にもある。
ゲストヒロイン チューリッパのヌードが描かれているので「あれっ?」と思う。荒海で遭遇した二人の人魚も、片や乳、片や尻を見せている。続刊の挿し絵では考えられない。トーベさん、このころ肉食系のレズビアンだったのか?
最初期のムーミンは、鼻と口が一体化していない。ありていに言って可愛くない。トロールとしては、この方が伝説の姿に近いのかも。 -
4-06-188229-5 113p 1999.3.19 14刷
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陰鬱さがあってこそのムーミン。
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子供向け。だけどたまにはこれぐらいライトなものがよみたくなる。
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ムーミンを理解できたように感じた。
この全集を読めてよかった。
たぶん、楽しめたのは年を取ったからかもしれない。