眠りの森

著者 :
  • 講談社
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感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061939769

感想・レビュー・書評

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  • 加賀恭一郎シリーズ第二弾

    順調にこちらのシリーズを読み進めています!


    さて前作ではまだ学生だった加賀。
    今作ではもう刑事になっていました。


    教師時代の作品とかあるのかな?と思ってましたが
    作中にちらっと出てくるだけなんですかね?


    それに新人時代の加賀も見たかったですが
    もう一人前の刑事になっていて
    すでに切れ者ぶりが伺えます。


    ただ若いだけあって
    まだ人懐っこいイメージかな
    私が読んだ事ある加賀さんは
    人を寄せ付けないというか
    一人で考察していくイメージだったので
    こういう加賀さんを見られたのも面白かったです



    さて作品自体はバレエ界の話
    強盗に入った男に対する正当防衛
    先生への毒を使った殺人
    ダンサーへの毒を使った殺人未遂


    三つの事件の様子が全然違うので
    どこでどう繋がっていくのか
    とても興味深く読ませてもらいました(^^)


    バレエ界の狭さや
    ダンスだけの世界で生きる大変さも描かれていて
    その道を極めるっていうのは
    すごい事なんだなと改めて思います。



    悲しい終わり方で、その後の二人が気になります。
    次の作品になんか書いてあるかな??
    昔の加賀さんはこんな情熱的だったのか…

    • kuma0504さん
      こんにちは。
      実は未だ決着がついてない‥‥はず。
      加賀が優秀なのにずっと所轄だったのは、この時未緒さんを守ったから‥‥という噂も聞こえてきて...
      こんにちは。
      実は未だ決着がついてない‥‥はず。
      加賀が優秀なのにずっと所轄だったのは、この時未緒さんを守ったから‥‥という噂も聞こえてきて。加賀のお母さんのことは決着つけたので、いつかこのことも大長編で決着つけるのだろう、と踏んでいるのですが‥‥。
      2023/12/21
    • どんぐりさん
      kuma0504さん

      コメントありがとうございます(^^)

      え!!まだ決着ついてないんですか!!
      こんなに長くやってるなら
      決着つけて欲...
      kuma0504さん

      コメントありがとうございます(^^)

      え!!まだ決着ついてないんですか!!
      こんなに長くやってるなら
      決着つけて欲しいですね!!


      というか今読み進めても
      その方面の決着は読めないわけですね笑
      2023/12/21
  • 加賀さんってこういうキャラだっけ?若かりし頃?未緒みたいな女性は守ってあげたくなるのかな。
    Yの死の真相は自殺でよかったんだろうか。。。ちょっとわからなかった。

  • 加賀恭一郎シリーズは順不同に読んでおり、初期のものは初めて読んだ。最近の加賀より少し社交的な印象。
    事件、いや事故の真相が明らかになっていき、あまりに切ない。加賀と父親とのやりとりがグッときた。

  • 旅のお供に何となく東野圭吾。良かった。
    バレエに懸ける女性たちの思いと友情と殺人事件。
    そしてそれに迫る加賀。特に未緒に魅かれる加賀の思いと葛藤、そしてスタンスにも男としての見どころと同感を感じる。

  • ドラマで見てたようでどうしても阿部寛が浮かんでしまった。

  • 2014.12.16読了
    加賀さんのデビュー作?今の加賀シリーズとは全然感じが違う。そもそも今、未緒って出てきてるっけ??これは、シリーズてちゃんと通して読まなきゃなぁ。
    加賀さんの人物像がはっきりですぎ。こんな愛嬌っぷりの人間味ある人だったっけ?今の加賀さんとは大きく違うなぁ。

  • 加賀恭一郎シリーズ。
    バレエ団の中での殺人事件。
    誰も悪くないのに殺人が起きてしまった。
    容疑者に対する加賀のせつない思い。
    読んでいくうちに引き込まれてしまう。

  • 加賀恭一郎シリーズの二作目。バレエの世界に生きる人達のストイックな気持ちがよく伝わってきました。特殊な舞台設定を生かした物語作りはさすがです。特に切ないラストシーンにはグッとくるものがありました。

  • 加賀恭一郎シリーズ。実は未読だったので、加賀が若いなあ、という印象。ロマンス要素もちょこっと絡んできたりも。
    バレエ団を巡るさまざまな事件。単純そうに見えて、だんだん複雑に絡み合う要素が、ラストできっちり繋がってくるのが心地よい。うーむ、そうきましたか。
    個人的には、加賀と父親の関係がいいなあ。いろんなバックグラウンドが分かったからこそ、このやりとりにはなんだかほんわりとしてしまいます。

  • 加賀恭一郎シリーズ第二弾。加賀シリーズって以外に古くからあるのね^_^;
    父親との確執は相変わらず(笑)
    加賀さん最初から警察官なのかと思ったら教師経験してたのね。

    友情や負い目があって、互いにかばいあったから余計に事件が混乱するはめに…。そこを冷静に解決するのが加賀さんの役目といったところですね。

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著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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