織田信長 (3) 侵略怒濤の巻(山岡荘八歴史文庫 12)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (446ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061950122

感想・レビュー・書評

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  • 相変わらずテンポ良く進む。ただ戦争における描写は1巻からここまでほとんどない。戦国モノとしては少しさびしい気もする。

  •  とうとう信長は今日に上洛。天下統一への道を確実に進んで行く。

     木下藤吉郎が才気煥発なところが目立ち、明智光秀は登場から信長とのすれ違いを見せていく。作者の本能寺への布石だろうか。信長を描くときは、ここが肝心な点のように思える。
     それまでの常識を破って新しい世界を打ちたてようとする天才。その周りの部下たちがいかにそれについて行くか。ついていけないのか。。。現代のビジネスに置き換えて考えると、信長は能力ある人間の登用はよくやっているようでいて、人心を把握しきれていなかったとも言える。山岡の描く信長は、言葉の足りなさが天才性とともにその孤独さを現している。

  • 【6/150】昨年から読み始めている、山岡荘八歴史文庫の1つ織田信長。NHKの大河ドラマが「江」だし、結構タイムリーだったね。このシリーズ、信長が全5巻、秀吉が全8巻、家康がなんと26巻。さあ、どこまで読むか、それともどこで飽きるか?

  • 佳境の第三巻です。美濃攻め、上洛、朝倉攻めが描かれています。

    明智光秀が登場します。後の本能寺と結びつけて彼の描写を読んでいくと面白いです。
    織田家家中の平定を目的としていた頃とは比較にならぬほど織田家は大きく、強くなりました。留まることなく、常に最善の一手を指してきた信長だからでしょう。その間他の大名達は何をしていたのか―。
    信長の姿勢には教訓として学びうるものがあると思います。

    次巻では比叡山焼き討ち、三方ヶ原の闘い、一乗谷の滅亡が描かれるでしょう。次巻も楽しみです。

  • 美濃攻略から再び上洛へ。

  • 今川義元を討った信長の武名は、いちやく天下に轟いた。
    三河の松平元康(徳川家康)と同盟を結んだ信長は、戦国武将として始めて入洛。
    堺では大量の鉄砲を仕入れ、次なる敵への配備を固めた。
    次なる敵は美濃稲葉山の斎藤龍興。

  • 松永久秀が現れた!
    松永久秀は仲間になりたそうにこちらを見ている…

  • 91年11刷本

  • とにかく、大好きです

  • 1月15日読了。

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著者プロフィール

明治四十年(1907年)新潟県に生まれる。十四歳で上京し、博文館印刷所に文選工として働く。長谷川伸に師事、山岡荘八の筆名を用いる。昭和二十五年(1950年)より、北海道新聞に『徳川家康』を連載開始。昭和二十八年(1953年)単行本の刊行が始まり、ベストセラーとなる、『徳川家康』により、第二回吉川英治文学賞を受賞。以後、歴史小説を中心に創作する。昭和五十三年(1978年)七十一歳で亡くなる。

「2023年 『水戸黄門 下巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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