- Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061994010
感想・レビュー・書評
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戦争中の男の子と…っつーのが、家にある花井愛子のにくりそつだけど、まぁ、かな?イラストもかいてて、すごーい。
2001.7.8詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
エリカちゃん、折原さんのヒロインの中では好きなほう。
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こんなに腹が立った本は今までにありません。
読んだのは私が中学生の時ですが、中学生の目から見ても間違いだらけが目について目について……。
まず、作中では現代の「8月6日の平和祈念公園」で式典が行われていない……!!
こんなバカなことはないと怒りがこみ上げます。作者は原爆の話を書く上で、平和祈念式典を1度も見たことがないという取材力で書いたのです。それまでの人生で8月6日のニュースを1度も見たことがなく、8時15分の黙祷もしたことがないのでしょう。
次に男主人公が原爆投下時に相生橋にいて、1週間も生き残るとのことですが、有り得ません。相生橋は原爆投下の衝撃と灼熱で、その1瞬にたわんで反り返っています。その橋の上にいた人間が生き残れるとは思いません。
(私事ですが、私の祖母の末の弟は原爆投下時相生橋付近に居た、と最後の目撃証言で言われていますが、いまだ遺体も見つかっていません。投下直後に祖父が広島入りして数日間義弟を探しましたが、上の目撃証言以外に手がかりすら見つけられませんでした。)
男主人公が話す広島弁も、広島風ですらないし、いったいどこの方言風なのやら、あきれるばかりです。
図書館の本でしたので出来ませんでしたが、読んだ直後に破り捨てたくなった本はこの本が最初で最後です。
いまだにこの本を置き続けている隣町の図書館も、ちょっと神経わかりません。まあ私も苦情を言ったりはしていませんが……。 -
【あらすじ】
暮林エリカ、16歳。職業・アイドル。終戦50周年記念の映画、『HIROSHIMA・1945』に初主演することになったあたしは、なんと撮映中にタイムスリップ。昭和20年7月の広島で、ひとりの男の子と出会ったの。広島に原爆が落ちるまで、あと1か月。どうしたら、もとの時代に戻れるの。だけどあたし、いつのまにか…50年まえの日本で、“彼”を愛してしまったんだ。 -
あまりに遠い昔に読んだ作品だから内容をよく覚えていない。
この際読み直す?でも持ってない気がしないでもない…。 -
戦後50周年の記念の年に製作された映画の撮影で…
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終戦50周年記念映画に出演することになったちょっとわがままな主人公。
しかし、撮影中に終戦間際の広島へタイムスリップしてしまった。
そこで、彼女は忘れられない体験をすることになる。
戦争の中で、必死に生きようとする人たち、戦争によって失われた命。
何気ない日常がとても大切なものだと気づかせてくれる作品。
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昔、大好きでした、折原さん☆
実は今も何冊か家に残っています。
コレは原爆50周年の年に出された本なんですが、凄く印象に残ってます。