顔に降りかかる雨: 第39回江戸川乱歩賞受賞作

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 305
感想 : 50
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  • Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062066686

感想・レビュー・書評

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  • 顔に雨が降りかかるときが鮮烈でしたね。ミロもさあ、惹かれあう瞬間がびっくりしちゃうんだよな〜。いや出てきたときからそうだろうとは思うんだけどさー普通に仲悪いじゃんかぁ。

  • 探偵ミロシリーズの第1弾らしい。よかった、最後から読まなくて。金と共に失踪した女性作家を探すためにミロと作家の恋人が奔走する。ネオナチとかジェンダー的な問題も取り上げられてたけど、果たして充分な効果が得られているのか・・・

  • 以前、ドラマになった事がありましたが、この作品の行き詰るような空気が感じられず、凄く残念に感じた事があります。
    やはり原作の力強さには敵いません。

  • ミロシリーズ。骨太のミステリーで、最後までがつん!と読めました。ミロの孤独がかっこいいのだが、寂しい・・・。

  • キャラクターが魅力的で、いい具合に恋愛が織り交ぜてあるところがもしや?という期待を裏切らない。
    情緒たっぷりで女らしい部分も、切れ味のある部分も、ちょっとえげつない部分もあって、面白かった。

  • 親友のノンフィクションライター宇佐川耀子が、1億円を持って消えた。大金を預けた成瀬時男は、暴力団上層部につながる暗い過去を持っている。あらぬ疑いを受けた私(村野ミロ)は、成瀬と協力して解明に乗り出す。二転三転する事件の真相は?女流ハードボイルド作家誕生の’93年度江戸川乱歩賞受賞作!

  • ミステリーとして読み応えがあって、おもしろかった。この人のは次々読みたい。

  • 親友のノンフィクションライター宇佐川耀子が、1億円を持って消えた。
    大金を預けた成瀬時男は、暴力団上層部につながる暗い過去を持って
    いる。あらぬ疑いを受けた私(村野ミロ)は、成瀬と協力して解明に
    乗り出す。二転三転する事件の真相は?女流ハードボイルド作家誕生
    の’93年度江戸川乱歩賞受賞作!

  • 読んだのはかなり昔。

    買った当初、桐野夏生を知らなかった。無知ってすごいよね。

  • ミロシリーズ第一弾

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著者プロフィール

1951年金沢市生まれ。1993年『顔に降りかかる雨』で「江戸川乱歩賞」、98年『OUT』で「日本推理作家協会賞」、99年『柔らかな頬』で「直木賞」、03年『グロテスク』で「泉鏡花文学賞」、04年『残虐記』で「柴田錬三郎賞」、05年『魂萌え!』で「婦人公論文芸賞」、08年『東京島』で「谷崎潤一郎賞」、09年『女神記』で「紫式部文学賞」、10年・11年『ナニカアル』で、「島清恋愛文学賞」「読売文学賞」をW受賞する。15年「紫綬褒章」を受章、21年「早稲田大学坪内逍遥大賞」を受賞。23年『燕は戻ってこない』で、「毎日芸術賞」「吉川英治文学賞」の2賞を受賞する。日本ペンクラブ会長を務める。

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