桐野夏生のおすすめランキング

プロフィール

1951年生まれ。1993年『顔に降りかかる雨』で江戸川乱歩賞、1998年『OUT』で日本推理作家協会賞、1999年『柔らかな頬』で直木賞、2003年『グロテスク』で泉鏡花文学賞、2004年『残虐記』で柴田錬三郎賞、2005年『魂萌え!』で婦人公論文芸賞、08年『東京島』で谷崎潤一郎賞、2009年『女神記』で紫式部文学賞、2010年『ナニカアル』で島清恋愛文学賞を受賞。

「2011年 『小説家の饒舌 12のトーク・セッション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

桐野夏生のおすすめランキングのアイテム一覧

桐野夏生のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『東京島 (新潮文庫)』や『グロテスク 上 (文春文庫)』や『OUT 上 (講談社文庫 き 32-3)』など桐野夏生の全280作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。

東京島 (新潮文庫)

6943
2.90
桐野夏生 2010年4月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

1.著者;桐野氏は小説家。30代の始めにサンリオロマンス賞に応募した「愛のゆくえ」が佳作入選し、小説家デビュー。その後、女性ハードボイルドの先駆けと言われ... もっと読む

グロテスク 上 (文春文庫)

6034
3.52
桐野夏生 2006年9月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

なんだこれは。 不気味な一人称で語られる意悪の数々。 リアルな世界だけでなくSNSでも人に優しくしようって時代。 そんな時代に、397ページまる... もっと読む

OUT 上 (講談社文庫 き 32-3)

5766
3.68
桐野夏生 2002年6月14日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

桐野夏生を読むのは「グロテスク」に続き、これで2作目。グロテスクが文句なしの傑作だったので、本作も大きな期待を持って読み始めた。 果たして、桐野夏生... もっと読む

グロテスク 下 (文春文庫)

4988
3.51
桐野夏生 2006年9月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

そうそう、なんでこの作品読もうと思ったんだっけ、と思っていたくらい、悪意でびったびたにされていた上巻。 そうだ、以前読んだ柚木麻子さんの「BUTTER」... もっと読む

OUT 下 (講談社文庫 き 32-4)

4763
3.60
桐野夏生 2002年6月14日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

先の展開が気になるような、絶妙な終わり方をした上巻。対して、下巻では予想外な方向へと物語が進行する。 定形通りなら、物語の主眼は「犯行がバレるのかどうか... もっと読む

柔らかな頬 上 (文春文庫)

3737
3.35
桐野夏生 2004年12月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

何年も前に読んだ本だが、今でも後を引いている。 もっと読む

柔らかな頬 下 (文春文庫)

3278
3.30
桐野夏生 2004年12月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

直木賞受賞作品。 上巻ではグッと引き込まれたが、下巻に入り失速気味になってしまった。 犯人が誰だとか、娘は生きているのかとか、最後まで明らかにならない... もっと読む

残虐記 (新潮文庫)

2976
3.39
桐野夏生 2007年7月30日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

拉致され1年間監禁された小4女子。犯人がなぜ自分を監禁したのか、助けてくれるはずの人は共犯だったのか。相手の欲望を想像する「性的人間」となった彼女は作家に... もっと読む

顔に降りかかる雨 (講談社文庫)

2557
3.26
桐野夏生 1996年7月13日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

親友の女性が1億円を持って失踪。ヤクザから共犯と疑われて探すはめに。捜索をしていくうちに明らかになっていく真相。独特な世界観で進んでいき、最後まで楽しく読... もっと読む

グロテスク

2404
3.55
桐野夏生 2003年6月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

女性性と、主体と客体。自分が認識する「こう思われているであろう」という自分の像と、他人が見た時に感じる自分の像が致命的にズレている人間。そのズレから生まれ... もっと読む

燕は戻ってこない

2247
3.81
桐野夏生 2022年3月4日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

読むほどに不快になるのに読むのをやめられない、そんな本でした。 貧困女子手前の主人公が、代理出産をする話です。 どちらかと言えば誠実で思慮深い夫婦(特... もっと読む

日没

2120
3.53
桐野夏生 2020年9月30日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

いや〜、怖い… 「文化文芸倫理向上委員会」なるから届いた召喚状。出頭したエンタメ作家のマッツ夢井が連れて行かれたのは、絶対に逃げ出すことのできない「収容... もっと読む

東京島

2114
2.92

感想・レビュー

特殊な設定の物語でした。栄枯盛衰が激しく、戦国時代の様相を呈していました。 もっと読む

私たちの金曜日 (角川文庫)

2106
3.08
有川ひろ 2023年1月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

女性の作家による、女性達が主役のお仕事小説アンソロジー。会社員は勿論のこと、地下アイドル、小説家、パイロットに至るまで、様々な仕事に携わる女性達の苦悩と喜... もっと読む

リアルワールド (集英社文庫(日本))

2057
3.28
桐野夏生 2006年2月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

桐野作品を読むと具合が悪くなることもしばしばなんですが、この作品はむしろ切ないし悲しいものでした。 もちろん書いている桐野さんは大人なので実際に高校生がこ... もっと読む

ハピネス

2018
3.42
桐野夏生 2013年2月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

桐野さんには意外な都心のベイエリアのお洒落なタワーマンションに住む母親たちを描いたママ友ストーリー。 春樹の新作を読み終わって次に手に取った作品だからか... もっと読む

ハピネス (光文社文庫)

1869
3.52
桐野夏生 2016年2月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ただ単純にかわいそうな人はほとんどいなくて、かわいそうな人をどんどん追い込むようなストーリーが苦手な私には良かった。 けど、高層マンションにはほんと住みた... もっと読む

I'm sorry, mama. (集英社文庫)

1862
3.20
桐野夏生 2007年11月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

やはり面白かった。まるで毒を飲まされたような読書体験。 星の子学園関係者の視点から物語は始まる。かつて関わりのあった、アイ子という女が自分を焼き殺し... もっと読む

OUT(アウト)

1638
3.67

感想・レビュー

小学生?頃に家族みんなでドラマを見た。 死体を切断して運んだシーンが衝撃だった。 あと、福山の歌も印象に残っていた。 大人になって、この本のタイトルを見... もっと読む

だから荒野

1574
3.61
桐野夏生 2013年10月8日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

正直ちょっと物足りなかった。 桐野さんと言えば、毒々しい表現で人間の裏の部分を鋭利に描く印象を持っていた。 しかし、この作品はぬるま湯に浸かっている家... もっと読む
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