OUT(アウト)

著者 :
  • 講談社
3.66
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本棚登録 : 1587
感想 : 217
  • Amazon.co.jp ・本 (447ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062085526

作品紹介・あらすじ

雅子、43歳、主婦。弁当工場の夜勤パート。彼女は、なぜパート仲間が殺した夫の死体をバラバラにして捨てたのか?自由への出口か、破滅への扉か?四人の女たちが突っ走る荒涼たる魂の遍路。魂を揺さぶる書下ろし犯罪小説。

感想・レビュー・書評

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  • 小学生?頃に家族みんなでドラマを見た。
    死体を切断して運んだシーンが衝撃だった。
    あと、福山の歌も印象に残っていた。

    大人になって、この本のタイトルを見て、
    あのドラマだ!とすぐに分かった。

    重いけど苦しいけど、ずいずい読んでしまった。

    覚えてるのはここまで

  • とにかく怖かった。
    誤解を生むのを承知で言えば、万が一
    人を殺めることはないことはないと思う、
    しかし人体を切り刻むなんてことは、
    どう考えてもできない。
    何かを飛び越えるとそこに進まざるを得ないことが起こりうるのか?

    そして、悪を元にの結びつくのいうことの恐ろしさ。
    人間は極悪も善もあり得る。この作品から
    桐野夏生の世界に入った。

  • 常軌を逸した人ばっかり登場する。誰が勝者で誰が敗者なのかはわからないが、人間は追い詰められると精神もおかしくなってくるのかと思うとただただ怖い。ページ数も文字数も多い一冊だが、最後まで飽きずに読める。昔ドラマ化されたらしいが、表現するのは難しいだろうなぁ。

  • 相当前に、読んだ。面白かった印象。テレビ(または映画)でも見たような。

  • 弁当工場で働く、普通(でも少し生活は破綻している)の主婦たちが、死体をバラバラにするお話。

    なんで最初に雅子が夫を殺しちゃった同僚を助けたのかわからないけれど、そこから始まる物語。

    その時のちょっとした決断で、どんどんOUTになっていく。

  • 弁当工場で夜勤をする4人の女たち
    女たちはそれぞれあまり豊かな暮らしはしておらず
    家庭にも問題があるという共通点のある女たちだった
    ある日小さな子供を2人抱える若い主婦が夫を絞殺してしまい
    そこから4人は大きな秘密を抱えてしまう

    次第にお金のために変わって行く女たち
    闇の中で女たちをゆっくり追い詰めるかつての犯罪者
    人間の内側にある闇を描きながら地獄へと向かっていく

  • ごめんなさい、挫折。
    出だし、あまりに暗い。
    レヴュー読むとカッコいい女達の話らしいんだけど、ダメだった。
    こういうの苦手かも知れない。過去ルース・レンドルの一冊がダメだったけど、ちょっと雰囲気似てるかも。

  • 僕の乳首に
    スナップボタンの凹の側が
    糸で縫い付けてあって、
    彼女に
    スナップボタンの凸側が糸で縫い付けてある。

    熱を持って触るのも痛いのに
    2つのボタンをくっ付けて引っ張りあう。


    読み終わった後に
    そんな妄想が浮かんだ。

    抑圧された生活を
    抜け出せるのであれば
    それはどんな形でも幸福なのかもしれない。

  • はじめて桐野夏生の本を読んだけど・・・はまってしまった。

    文体が非常に濃密で,文章がずっしりと心にのしかかってくるような感じ。
    ストーリー展開も良くて先を読みたくさせる。

    個人的にはもっともっとバッドエンディングを期待していたので,ちょっと物足りない感じはあるけども,
    他の作品も是非とも読んでみたいと思ってしまった。

  • 読了日不明

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著者プロフィール

一九五一年生まれ。九三年『顔に降りかかる雨』で江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。九八年『OUT』で日本推理作家協会賞、九九年『柔らかな頰』で直木賞を受賞。『日没』『インドラネット』『砂に埋もれる犬』『燕は戻ってこない』など著書多数。日本ペンクラブ会長。

「2022年 『とめどなく囁く(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

桐野夏生の作品

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