- Amazon.co.jp ・本 (323ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062085595
感想・レビュー・書評
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にぶくてさえない男の成長物語。
アキラ、最後まで一生懸命で、それがぜんぜん方向が違っていたりで、とても不憫だった。でも、最後に「ありがとう」と言えてよかった。
不憫と言えば、ここに登場する人ほとんどが不憫で、痛かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
他の作品と比べると読みやすく、最後はじんわりする。相変わらず性描写や暴力は盛り沢山だが、シャネルのスーツでサラダ油を拭くシーンのとこは胸にキタ。アキラがとても魅力的!
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この手の作品は好みが割れてしまいそうですが、毒ある世界観を味わいたい方にぜひ読んでみて欲しいです。皆月の言葉が印象的に残ります
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吉川英治文学新人賞(1998/19回)
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ヤクザ、暴力、女、といつもの花村ワールドですが、なんだかじんわりしてしまう一冊。タイトルが気に入ってます。
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花村萬月を一度読んでみたくて、図書館で何気なく借りてきた本。
最初の章を読んで、てっきりミステリかと思って、置手紙は暗号かと思って真剣に解読しようとしてしまいました・・・
やー、すごく良かった!
じわじわとした変化の書き方が、とてもすばらしかったです。
ぴちぴちのソープ嬢と、やくざくずれな若い男が、40過ぎた中年の男の人を取り合うのは、新鮮でほほえましかったです。
うん、もう一冊読もう! -
アキラ最高だっ!
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皆月でした。。。。。
それしか実は覚えていない
ごめんなさいw
でも一気読みした気がする。この本。。。
まあ、花村満月さんが好きな方は読んでみてくださいな♪