- Amazon.co.jp ・本 (458ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062107433
感想・レビュー・書評
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中学の図書室で借りて読んだ記憶がある。
強烈な印象が残っていて、旅が好きになったのはこの本のおかげだと思っている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
濃い分厚みがあり休憩挟んで時間がかかっている。
自分にはできない体験と熱量だなとつくづく思う。
それを近くに感じることができる幸せ。
数年ぶりに続きスタート読み終わり2020年8月! -
半分くらいまで読んだところで、文庫版を見つけてしまいそちらに鞍替え。鞍替えた文庫版でさっそく誤植を見つけたが。。。
もっと写真が多かったら、さらに面白い本だったのに、という点が残念。 -
北極から南北アメリカ大陸を縦断して南極までを、スキーまたは自転車で走破するというプロジェクト「P2P」に、日本代表として参加した記録集。
走り・食べ・眠るということが淡々と記録されているのだが、それぞれの土地の風景や、メンバーとの確執などが、自分の身体を通して語られている。
こういう経験をしてしまうと、ある意味、日本で普通に生活することができなくなってしまうのではないだろうか。
また、この記録を通して、国の位置さえもよく知らない中米の国々のこと知ることができた。この記録の写真集があれば、ぜひ見てみたい。 -
北極から南極まで人力でつなぐP2Pプロジェクトに参加した著者の日記。石川さんのモノの見方が好きだと思った。
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北極から南極まで旅する若者の記録。
とても面白いです。 -
かなり個人的な話になりますが。。
この本と出会ったのは、高校3年受験生の夏休みに、勉強していた図書館の中で勉強に飽きてぶらぶらしていて笑、何となく手にとったのがきっかけでした。
「P2P」とは「Pole to Pole」の略で、2000年に行われた北極点から南極点までを一年をかけて人力で世界各国から集まった若者が旅をするという国際プロジェクトです。
この本は、そのプロジェクトに参加した石川直樹さんの日記で構成されています。
世界各国で出会う人、風景。
若者8人の中での人間模様。
過酷な人力での旅。
それらが飾りのない石川さんの文章で綴られていて、当時受験生で閉塞感ただよう毎日を送っていた私には大いに刺激になり、「世界って広いし自分次第でいろんなものが見られるんだ」と思わせてくれた本です。
この本を読んだときに感じたわくわくした気持ちを、ずっと忘れたくないなと思います。 -
北極から南極までの旅。自然について、人間について、生き方について感じている。考えてるというより、感じている。