- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062112246
感想・レビュー・書評
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六年生くらいだと、いろいろあるんだよね。成長するために必要かも、、、
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まあこれまで読んできた児童文学の王道を行く感じ。小学生はなかなかはまるのではないでしょうか。
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2014年7月25日
装画・装丁/木内達朗(東京目印) -
ブランチで椰月さんが取り上げられてたので、初めて読んでみた。
たんたんと読み終わった感じ。
人間離れはよく分からなかったけど、さえの気持ちは何となく理解できるのかなぁー。分かるような分からないような。
もう何冊かこの人の本を読んでみようと思う! -
十二歳のさえのポートボール大会のシーンから始まる。
このポートボールの響きだけで、自分の小学校6年生の記憶がよみがえる。
今もポートボールってやるのかな~私たちの少し後の世代は、ミニバスケになってしまったような記憶があるのだけれど~
さえは小田原あたりの小学生。
亡くなったおじいちゃんとの思い出、ポートボールの名コンビのみどりちゃん、でも学校のチームに所属することになり、微妙に変わっていく二人の関係。
ちょっとした違和感から、さえはポートボールチームをさぼる。
身体の成長と、気持ちの成長がマッチしない気持ちの悪さ。
頭痛。
そして感じる自分が自分でないような感覚、人間離れ。
ここからの数年間の時間は本当に辛い、その幕明け。
これを越えないと人として一人前になれないのだろうか。
その後の人生を生き抜くために試されているのだろうか。
誰しも同じように、気持ちの悪い感覚のままでいるのだろうか。
あの頃、毎日鼻血がとまらなくて、死んじゃうんじゃないかと思っていたなぁ。死ななかったし、自然に鼻血もでなくなったけど~ -
04.05.25