- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062117609
作品紹介・あらすじ
川端康成文学賞受賞の表題作を含む、著者初の短篇集。
感想・レビュー・書評
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町田作品は僕にはあわないなぁ
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鶴の壺、矢細君のストーン、工夫の減さん、権現の踊り子、ふくみ笑い、逆水戸
そんな古くないのに近現代文学の香りを感じた
だからかあまり現実感を感じられず読んでいたけれど、逆水戸が1番わかりやすかったかな -
前年度の最も完成度の高い短篇小説に贈られる第28回(2002年)川端康成文学賞受賞作。作者特有の意味不明な単語を刻んで尚且つ心地良いリズムの文体を確立させている。この作品以前は少々固いが、以降は非常に読み易い。愚民に向けて落として頂いたのだろう。ターニングポイント的な作品だと思う。「権現の踊り子」「ふくみ笑い」が気に入った。
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「鶴の壺」よかったです。PCが壊れて悲しい音楽が鳴り止まない、という描写がとてもまぬけで悲しく。愛おしい描写でした。
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やっぱり好きだな。
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町田康特有の物が出てるので町田康ファンは読んで損なし。
ストーリーのわけわかんない感じとか、文体、人の笑い声などなど。
もちろんダメ人間も出てくるよ!
好き者にはたまらんでしょう。
そうでない人には、世にも奇妙な物語的なテイストというのが伝わりやすいかな。
最初の「鶴の壺」は微妙すぎなのでそこで諦めずに読み進めてほしい。
個人的お気に入りは「矢細君のストーン」
短編なこともあって起承転結の起で終わっていて、この続きが読みたい!と思っても読めないのが残念。 -
途中まで読んで文体が無理でギブ。
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めちゃくちゃだと思いながら、一歩裏通りに行けば「ふくみ笑い」の世界に通じてしまいそうな危うい自分を再認識してしまった。
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文体が好みすぎてびっくりした
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2009.4.20 家の本
「ヒコーキノッタラネ、オレ、シンジャウヨ、オレ、シンジャウヨ」
言葉の神が舞い降りてる