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- Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062117722
感想・レビュー・書評
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『1997年4月1日、あなたは誰が好きでしたか？』
30歳前後の男女が織り成す物語。恋や愛について描かれていますが、今まさに、ではなく
恋の残滓のような、切ないものが多かったかな。このコンビ作家の作品は初読みでした。
時代背景は約20年前。そんなに古くさくはなかったけど“20年前”と言葉にしてしまうと
大昔に感じてしまいますね。97年、自分は何歳でその頃は何を…つい振り返ってしまう。
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『愛があるから大丈夫』で鬼畜なやり逃げ男子だった今野さんと吾妻さんが出ているらしい、と知って手に取った一冊だ。どちらかというと前述の作品の方が、本作のサブストーリーにあたるのかもしれない。
一緒に暮らすつもりだった女性と別れ、猫二匹と3LDKのマンションに暮らしている亨のもとに、台風のような大学時代の先輩・朋子と、前述の（後輩にあたる）今野が転がり込んできて、奇妙な同居生活を繰り広げる、というストーリー。
男ふたりに女ひとりだが、恋の鞘当てやらどろどろ愛憎劇やらというようなメロドラマはなく、どちらかというと生活感の希薄な、不思議に無機質なかんじの印象を受ける。
すべての人の輪がつながっていて、誰かと出会うことには必ず意味がある、ということを、きわめて軽く、文学臭を排除して映像的に描いている。
しかしこの本を読むと、今野さんがそんなに鬼畜に感じられなかった。むしろ一部の女性には必要な人材かもしれない・・・・と思わされてしまうのは、松久淳の思うツボかな。
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「私は自分が笑っているときしか彼を愛してなかったし、笑っているときの彼しか愛してなかったのよ」
『天国の本屋』シリーズの著者の作品。なんとなーく、図書館で借りたけど、なんとなーく読めてしまった。
ちょっと、切なくなったり、暖かくなったりするけれど、どかーーんと、重い話ではなく軽く読めるのが良くも悪くもある。
途中で、出てきた様々な人たち、どうしちゃったのかしら？と思うほどたくさん登場人物が出てくるけれど、案外すんなり行く。
そこが良くも悪くもあるのだ。記憶に残らない本かもしれない。
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出版社/著者からの内容紹介
1997年4月1日、
あなたは、誰を好きでしたか？
日本中が感動したベストセラー「天国の本屋」の著者コンビが贈るリアルでせつない恋物語
「FRaU」と「Web現代」同時連載で女性と男性のハートを捉えた話題作が、早くも単行本化！
連載未収録の書き下ろし一章を新たに銜えた、完全オリジナル版！
1997年、東京。彼女にふられて2年のデザイナー・守山亨。
バツイチでベトナムから帰国した北村朋子。
女癖の悪い美容師・今野新一。
大学時代に親友だった3人は、偶然の再会から奇妙な共同生活を始める。
しかし、彼らはそれぞれ「秘密」を抱えていた……。
大人になりきれない男女が、迷い悩みながら、本当の恋と友情を見つけていく、珠玉のラブストーリー。
内容（「BOOK」データベースより）
1997年、東京。彼女にふられて2年のデザイナー・守山享。バツイチでベトナムから帰国した北村朋子。女癖の悪い美容師・今野新一。大学時代に親友だった3人は、偶然の再会から奇妙な共同生活を始める。しかし、彼らはそれぞれ「秘密」を抱えていた…。大人になりきれない男女が、迷い悩みながら、本当の恋と友情を見つけていく、珠玉のラブストーリー。
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天国の本屋続きで図書館から借りて、確か中３の春休みに読んだような読んでないような。
今野くんと吾妻さんがまた出てきます。
愛があるから〜の２人を知ってから読むとまた違う感覚で読めるかもなー。
読み返したいな〜。
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