翳りゆく夏

著者 :
  • 講談社
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感想 : 38
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  • Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062119894

感想・レビュー・書評

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  • 23.12.20津島市立図書館で借用
    24. 1. 9未読のまま返却

  • 20年前の誘拐事件を追う話。
    現在,過去の登場人物が多くてややこしい。
    びっくりな結末だったけど、考えてみたら彼しかありえないかぁと。
    細かな点が気になったのと、読後感が悪いので★3。

  • 第49回江戸川乱歩賞受賞作。
    面白かった。視点がころころ変わるけど、丁寧な描写で読み易い。嬰児誘拐という重い事件であるにもかかわらず、好感の持てる登場人物、所々に軽い表現があったりして、全体的な雰囲気はそれほど鬱々としていないのも、読み易さの一因か。個人的にはラストのオチも驚かされた。振り返れば、それなりに伏線は張り巡らされていたかも。ただ好感を持っていた人物だけにちょっと残念。

  • 前半は楽しめました。窓際の元敏腕記者というベタな設定が心をくすぐります。
    後半はなんとなく犯人の目星がついてしまって、やっぱりぃという感じでした。

  • 娘は救われ、息子は落ち込む。

  • 江戸川乱歩賞(2003/49回)

  • 乱歩賞受賞作。あらすじからするとこちらの方が面白そうかな。
    昔の事件を調べなおすに至る「動機」には笑った。まあたしかにこれでつじつまは合うけれどね。
    犯人や動機については、ひっかかる一点の謎が判明した後はスムーズにわかる。だけどこの「ひっかかる一点」がポイントといえばポイントなのかも。普通こんなこと考えるか……? 結末はまったく予想通りだけれど、なかなかに面白く読める一作。

  • 乱歩賞受賞作。誘拐犯の娘が新聞社に内定したことをきっかけに、20年前の誘拐事件の再調査をすることになる新聞記者。話はおもしろかったんだけど、細かいとこが気になるというか。書き込んでいったら上下巻くらいになりそうだけど、もっと脇を膨らませてほしかった気がしなくもない。
    ひとりの学生にここまでみんなムキになるもんなの?ちょっと疑問。

  • なるほどー。彼ーー!なのーー!気に入ってたキャラだけにちょっとツラかった。。。
    最終的に記者になってくれた女の子がすごくいい。彼女のキャラってすごい。あこがれる。年下だけど。けどつらい経験があったからこそのあの性格なのかな。09.04読了。

  • 20年前の新生児誘拐事件で封印された真実が、いま明らかに。


    第49回江戸川乱歩賞受賞作。


    誘拐犯とされた男の娘が新聞社に採用され、スキャンダルになる。
    それが発端となり、二十年前の事件が再び洗いなおされる。
    当時誘拐され、行方不明になったままの嬰児…

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