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- Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062120500
感想・レビュー・書評
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いきづまった人を描く7篇。
（ラストジョブ）
夫がリストラで大幅な給料カットをされて以来，橋本真弓が
娘を保育園に月45,000円で預けて働くパートの収入は月70,000円。
しぜん借金が増えて行く中，携帯電話に出会い系サイトのメールが届く。
後味の良くない暗い話が多く，あまり楽しめない。
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途中でやめようかなーと思うとちょっと救われる話があって。
結局また全部読んでしまった…。
石田衣良の短編ってそういうのが多い。
でもこれは正直……気持ち悪いかなぁ。
基本的に最初から救いのない人があがくんだけど
でも救われない（ことが多い）っていう短編。
ラストホームとラストゲームがなんとか救われる気がする。
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石田作品はほとんど好きだけど、たまに外れがあるし、表紙からさけたくなるものもある。これもそうだ。とにかく暗い。短編集だが毎回暗くてうんざりする。どう暗いかというと、主人公というより状況が暗いのだ。
八方塞りすぎる。今の不景気と閉塞感あふれる社会ではよみたくない。
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何かが壊れたり終わっていく過程。
曖昧で薄暗くて救いがあるのかないのか、
それを自分がどう思っているのか分からないまま読み進めたけど
最後の読んで、救われるのを望んでいたと気づいた。
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人生のLASTを書いた短編集。
賭に勝ち、大金をゲットした最後もあれば、
ものすごいボロボロになる最後もある。
ホームレスになったけど、人の温かさに目覚めた最後もあれば、
児童売春で5歳の子に殺されちゃう最後もある。
全体的に暗く重い作品。
どの作品にもお金が絡んでいて、
お金って、自分が管理できる範囲でないと、怖いなぁと思った。
自分が自分でなくなり、お金に操られる。
借金撲滅運動の際には、ぜひテキストとしていかが？
借金する気は確実になくなります。
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追いつめられた人々の話。借金苦が多かった。全体的に暗いんだけど、石田衣良らしくあんまり重たくはない。血が苦手な私は「ラストコール」の最後で気持ち悪くなった。読んでから寝たら夢見が悪かった。
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色んな人の「LAST（最後）」の話。短編集です。
色んな人と言ってもサラ金に追い詰められた人とかが多かったかな。
私が最近読んでいる「石田作品」とは全然違う世界。
それぞれのお話の最後は悲しかったり、いい方向に落ち着くのかな？と予感させるものだったり。
新鮮な感じもしたけど、個人的にはイマイチだったかも。
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シチュエーションは好みなのに、あまり面白く感じなかった。
無味乾燥の文体だからかも。
読んでても手触りとか匂いとか、空気を感じることができなかった。
温度や湿度も感じられない。
このシチュエーションなら、もっと、
じっとりした空気感を感じさせるような描写があってもよかったんじゃないかな。
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装丁にひかれて手に取ったけどたいしたこと無い。
コンセプトとかテーマとかっていう四角い箱に、文章がきっちりもしくは無理矢理詰め込まれてる感じでどうも窮屈だ。
でも、ああ、もうダメだ！っていう焦燥感は味わえた気もする。
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著者プロフィール
石田衣良の作品
