NO.6〔ナンバーシックス〕#1 (YA! ENTERTAINMENT)
- 講談社 (2003年10月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062120654
作品紹介・あらすじ
2013年の理想都市「NO.6」。エリート居住区に住む紫苑は12歳の誕生日の夜、特別警戒地域から逃走した少年・自称ネズミと出会う。その瞬間、紫苑の人生はリセットされた。待つのは破滅…!?どうしてあの夜、ボクは窓を開けてしまったんだろう?飢えることも嘆くことも戦いも知らずに済んだのに。
感想・レビュー・書評
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ネズミの、紫苑に対する執着は大したものだ。まだまだ話は核心にも触れていないんだろうな。早く続きが読みたい。
余談だけど、ネズミが紫苑を呼ぶときの人称が、ふだん「あんた」なのに、ネズミが我を忘れるくらい動転したとき(紫苑が死にかけたとき)に「紫苑」と変わるのが、もえた。 -
【図書館本】アニメを観て原作に手を出した逆輸入パターンw 終わり方はイマイチだけど、比較的面白かったので楽しみ。 初読み作者。文章は読みやすく、流れもスマートで何よりネズミさん……いや、キャラが素敵。世界観はアニメでの予習がなければ把握できてないかも。アニメで大筋は分かってるけど、面白かった。やっぱり文字の方がキャラの心情とかストレートに伝わる。嵐の日に叫ぶ紫苑とか、自分では気付かないNo.6に対する違和感とか。これからの動きも、そういうアニメでは分からない部分が楽しみ。
余談。挿絵代わりのあの写真が意味わからなくて邪魔。世界観を壊している気がする。あと、奥付の後ろの白紙ページは何だろう? 余談の余談。紫苑とネズミの出逢いが2013年だったことに、読むべき時に読めたとほくそ笑むw -
小学生の時にふと手にとってあまりの面白さに震えました。あの時の衝撃は社会人になった今でも忘れられません。読み終わった後も余韻が続く、引き込まれる世界観です。
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私が本好きになったきっかけの作品。相反する環境を描く力はぴかいちなあさの先生の、疾走感あふれる少年たちの物語。ネズミと紫苑さんの関係は言うまでもなく、あとイヌカシが好き!
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読みやすく、SF設定だけど世界観が割りと掴めた。
紫苑とネズミのこれからが気になる。 -
小5、長男。のつもりが、案の定、どっぷりはまった。もちろん、長男も。読み始めたときには、長男にはヤバイかな、とチラリと思ったりもした。でも面白い。というだけでは言葉が足りない。もっと若いうちに出会いたかった。若いときに自分がどう読んだであろうかはともかく。
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理想は現実に失墜する
塗り固められた裏側をどうか、僕に見せて
たとえ君が僕を敵といっても、僕は君の敵にならない