レジスタンス

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 31
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062127851

感想・レビュー・書評

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  • 銀行の色々な話の短編集。どれもこれも銀行の体裁を守るためにありそうな話。さすが元銀行マンの作者ですね。「実直な男」は面白かった。「機械の声」は日本に沢山ある中小企業の真面目な話で貸し剥がしの銀行。いつか銀行は、自分達の金儲けだけでなく、中小企業を支えていくを念頭に置いて仕事をして欲しいものだ。

  • 長編と思ったら短篇集だった。画期的経済小説というのはかなり名前負け。
    「機械の声」以外はリアルでどろどろ、いかにも銀行でありそうな話。最後の「機械の声」は一件の価値あり。

  • 社内向きになるのはいつからなんかしら

著者プロフィール

1954年、兵庫県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。77年、第一勧業銀行(現・みずほ銀行)入行。人事、広報等を経て、築地支店長時代の2002年に『非情銀行』(新潮社)で作家デビュー。03年、49歳で同行を退職し、執筆生活に入る。その後、日本振興銀行の社長就任、破綻処理など波瀾万丈な50代を過ごす。現在は作家、コメンテーターとしても活躍。著書に『失格社員』(新潮文庫)、『ラストチャンス 再生請負人』(講談社文庫)、『我、弁明せず』『成り上がり』『怪物商人』『翼、ふたたび』(以上、PHP文芸文庫)、『50代の壁』(PHP文庫)など多数。

「2023年 『使える!貞観政要』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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