満州裏史

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 43
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (478ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062132008

作品紹介・あらすじ

鬼憲兵大尉・甘粕正彦と昭和の妖怪・岸信介の人生は満州の地で交錯した。彼らは日本人が夢を託した大地でいったい何をしたのか?ふたりの男の生き様を辿り、いま、あらためて国のあり方を問いかける渾身のノンフィクション。知られざるもうひとつの昭和史。

感想・レビュー・書評

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  • 2005年刊行。著者は東海大学教授。「裏史」というに相応しく、ただの清のみならず、濁も存分に活写する。阿片、経済的にも政治的にも日本人の支配下にあった模様が生き生きと。

  • 満州国家建設に狂奔した日本。アナーキスト大杉栄を拷問の上殺害したとされる憲兵隊長甘粕正彦。残忍な帝国軍人の典型的な姿と思われてきた彼の、その後の暗躍と意外な素顔を丹念に追ったドキュメンタリー。泥を被りながら、満州国への夢を追い続けた甘粕と、エリート官僚としてしたたかに彼を操り、後には総理大臣にまで登り詰めた岸信介。あまりに重いその運命を彼らはどう受け止めていたのだろうか。

  • 大杉事件 満映理事長

  • 近現代史、特に昭和史を振り返る際に、満州国ははずせない。
    ただ、重量感の割りには、内容があんまり。ノンフィクション小説なのか、なんなのか、いまいち振り切れてない。

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著者プロフィール

1941年東京都に生まれる。1965年東京水産大学(現東京海洋大学)卒業。東海大学名誉教授。 ※2016年2月現在【主な編著書】『赤い諜報員』(講談社、2007年)、『愛新覚羅王女の悲劇』(講談社、2009年)、『駐日米国大使ジョセフ・グルーの昭和史』(PHP研究所、2013年)、『満州と岸信介』(KADOKAWA、2015年)

「2016年 『尾崎秀実とゾルゲ事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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