「バレンタイン流マネジメント」の逆襲

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062133487

作品紹介・あらすじ

監督が変わると、チームはこれほど変わるものなのか-。2005年、奇跡の日本一のあとも、ロッテは変わりつづけている。あふれるように若手有望株が台頭する組織の秘密とは何か。監督自身への単独インタビューと、選手、コーチ、スコアラーへの徹底取材で「バレンタイン流マネジメント」を解明。

感想・レビュー・書評

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  • バレンタインの裏の顔から入る導入がいい。中盤にもってきたい重要部分をつかみに持ってきたので「顔の分け方」すなわちマネジメントを分析していくことが暗に伝わる。選手へのポジティブな鼓舞(常にエンジョイする)、体調の気遣いというのは、裏を返せば自分の駒が常にベストな状態でなければ困るってことでもあり、そのためにバレンタイン流マネジメントが発揮される。それをもとにした論理と勘に裏付けられた采配ーこのダイナミックさが今の日本野球に物足りないと感じています。著者の指摘通り、チームが墜ちていく姿もまたバレンタイン野球の諸刃の部分だったわけですが。

  • バレンタインファンとしてはとても熱い内容だった。

  • 千葉ロッテファンなら読んでおきたい
    ロッテが強くなった理由とは?

  • (単行本 - 2006/9/28)

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著者プロフィール

1965年、東京生まれ。1990年、東京大学文学部卒業後、NHK入局。ディレクターとして数々の大型番組を手がける。NHKスペシャル「民族浄化~ユーゴ・情報戦の内幕」「バーミアン 大仏はなぜ破壊されたのか」「情報聖戦~アルカイダ 謎のメディア戦略~」「パール判事は何を問いかけたのか~東京裁判・知られざる攻防~」「インドの衝撃」「沸騰都市」など。番組をもとに執筆した『ドキュメント 戦争広告代理店』(講談社文庫)で講談社ノンフィクション賞・新潮ドキュメント賞をダブル受賞。二作目の『大仏破壊』(文春文庫)では大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した。

「2014年 『国際メディア情報戦』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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