くわしっく名曲ガイド

著者 :
  • 講談社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062134255

感想・レビュー・書評

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  • TPO別、血液型・星座別、聴きたい楽器別といったように色々なカテゴリーから茂木さんオススメの曲、作曲家が紹介してある。
    例えば、さそり座でB型の私にはショスタコーヴィチがオススメらしい。その根拠たるや軽薄なことこの上ないが、そう言われるとショスタコーヴィチが気になって彼の色々な曲を聴くようになったし、ショスタコーヴィチに関する本を読んだりもした。
    よっぽどのクラシックファンでなければ、聴いたことのないクラシック曲があるはずなので、この本を読めば「へー、そんな曲があるんだ。聴いてみよう」と音楽との出会いを提供してくれるのではないだろうか。

  • 茂木さんの著作はほとんど読んでいますが、どうも面白くない。文章を書くことに向いていないんだと思う。指揮者になるんだったら、寄り道をやめて、N響を退団してでもやるべきだと思いますが。

  • ドラマ・アニメ『のだめカンタービレ』で音響監督を担当した著者による、名曲解説本。
    入門書の割にはマニアックな話も多いので、本当に入門したての初心者には向いてないかも(私も初心者なので、正直半分くらいしか分からなかった)。
    あと、専門用語の説明が巻末にちゃんとついてると嬉しかったな。
    一部は文中についてたけど、それもついてたりついてなかったりだったので。

  • 私は初心者なので、曲名は知っていても、実際どんな曲だったかわからないものが多いのですが、それぞれ、是非聴いてみようという気持ちは大いにそそられました。

  • 楽器別のおススメ曲を挙げてくれるコーナーは(いつかきっと)「使える」ところです。
    チェレスタが印象的なのはこの曲、コントラバスが主役になるのはこの曲、トロンボーンを堪能するならこの曲と教えてくれています。

  • 相変わらず著者の切り口の多彩さと、解説のわかりやすさはスゴイ。
    それぞれ“オススメ”としていくつもの曲が紹介されているが、ある程度のマニア(?)じゃないとわからないところもあり、個人的には入門書というよりはもう少し先に位置していると思う。
    各パートで内容が変わるのでどこから読んでも楽しめる内容。
    でも『あとがき』に一番ヤラレタかもしれない。

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著者プロフィール

シュトゥットガルト・ フィルを経て、1990年から2019年までNHK交響楽団首席オーボエ奏者を務め、世界的指揮者と共演を重ねた。1996年から指揮活動に入り、解説コンサートや「のだめ音楽会」などを全国展開。群響、仙台フィル、東フィル、名フィル、九響など全国の団体を指揮。50歳にして東京音大の指揮科に再入学。現在同学助教。指揮を故・岩城宏之、外山雄三、広上淳一の各氏に師事。『オーケストラ楽器別人間学』など多数の著書がある。

「2020年 『交響録 N響で出会った名指揮者たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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