葡萄酒か、さもなくば銃弾を

著者 : 手嶋龍一

• 講談社 (2008年4月25日発売)

感想・レビュー・書評

[koji.arashimaさんの感想 · 2008年12月15日]

相変わらず文体がしつこいけど、日本外交のびっくりネタが満載。これを読むだけで論文ネタがわさわさ出てきそう。

そして装丁が秀逸。

[四喜さんの感想 · 2008年11月15日]

インテリジェンス

[あんゆ〜るさんの感想 · 2008年10月25日]

これの発刊記念で催された手嶋氏の講演会に行ってまいりました。
よって手元にある本書は手嶋氏のサイン入りです。

この批評は、当時の模様を重ねながら書きたいです。

[riokさんの感想 · 2008年8月26日]

今昔の人物の料理。

[もろぞうさんの感想 · 2008年8月20日]

ケネディ、オバマ、キッシンジャー、コール、谷内正太郎、安倍晋三等々
冷戦期から現在にわたり、世界各国の政、外交に携わった29人もの多様な人物を、作者特有のインテリジェンスを駆使したルポルタージュ。
核戦争を回避させた人や沖縄返還のために暗躍した人、自己のキャリアを気にするが余り日米同盟に亀裂を入れた人。。。
深謀を重ね、来るべき未来のためにそっと布石を打つ外交官。
それを見逃さずに答える相手国。
新聞の小見出しにも載らないような施策に秘めた、後に歴史を大きくかえるような影響力。
相手の何手先をも見越して手を打つ、まるで将棋の名人戦のような高度な外交戦術。
世界は危ういバランスで成り立っている。

著者プロフィール

手嶋龍一　 Teshima Ryuichi　外交ジャーナリスト・作家。９・１１テロにＮＨＫワシントン支局長として遭遇。ハーバード大学国際問題研究所フェローを経て2005年にＮＨＫより独立し、インテリジェンス小説『ウルトラ・ダラー』を発表しベストセラーに。『汝の名はスパイ、裏切り者、あるいは詐欺師』のほか、佐藤優氏との共著『インテリジェンスの最強テキスト』など著書多数。

「2023年 『ウクライナ戦争の嘘』 で使われていた紹介文から引用しています。」