- Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062152037
感想・レビュー・書評
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3.7
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タマシイのはがれ方と星のはがれ方は似てる。
人間と地球は似てる。
生きる姿も死ぬ姿も。 -
とても可愛らしい本でした。作者の愛猫カロアへの想いがたっぷり。
人間は宇宙の一部、そのことをすんなりと素直に受け止められます。
難しいことをわかりやすく伝えることができる、それは作者が科学者として本当に優れた方だからだと思います。 -
宇宙の始まりから終わりまでを易しく教えてくれます。
予備知識がなかったので、知らないことが多く、とても楽しめました。
猫のカロアがカオルくんに教えてもらい、読者と一緒に驚いたり感心したりしてくれるので、すっと頭に入ってきます。
あっという間に読み終わるし、特徴的な挿絵がたくさんいれられており、視覚的にもわかりやすいです。
子供が読むと、宇宙について興味をもつのではないかと思いました。
(子供の頃に出会いたかった!)
また、この本はぜひ、あとがきまで読んでほしいです。
どうして猫のカロアが語り手なのかもわかります。
胸がじんとしました。
著者が好きになりました。
「悲しむことなんてないよ。だって、カオルもわたしも、もとはとおいとおい宇宙の超新星の輝きからできた、星のかけらが集まったものなんだもの。いま、わたしは、その星のかけらにもどろうとしているだけ。いつか、また、別の星のうえでいっしょになれるかもしれないよ」
いつか愛犬との別れが訪れるとき、この言葉を思い出したいです。 -
内容を知らず、タイトルだけで読んでみたのだが、まるで絵本のような科学の解説本だった。
絵も可愛く、文章も平易でわかりやすい。猫が話しているという設定なのが可愛さとわかりやすさに一役買っている。
あとがきを読んで、筆者が愛猫をどんなに大切に思っていたかがわかり、本編とは関係の無い部分でもあたたかい気持ちになった。
私たちはみな宇宙のかけらから出来ていて、
再び宇宙のかけらに戻るというのはとても素敵だなと思った。