- Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062154468
感想・レビュー・書評
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冴子さんのお見合いシリーズ第3弾!
最初に今作のキツかったトコロ...。
今まで動物が殺される作品を幾つか読んできましたが
今作の中で無惨に殺害される「喰い助」...これは
読んでいてツラいっす。ペンギン is ルール!
ペンギンだけはガチで可愛い!!
そのペンギンがこんな事に...うぅぅ...シンドい。
今作は中編2作、しかもどちらも殺人事件が
絡むややヘヴィーな内容。全体的には長編の
構成ですがお見合い自体は2回だから...
2話の中編ってことでw。
ミステリ的にも王道な展開やトリックが
使われ、なかなかな密度だったと思います。
奇しくも日米の探偵対決になったりして
マンネリやワンパターンに陥りそうな設定に
工夫して読ませます。
冴子さんの執筆中の大長編の処女作の
内容も気になるトコロ。まだまだ続いて
くれそうな好シリーズですね。
「喰い助」の件さえ無かったら...。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
相変わらずお見合いのたびに事件に巻き込まれてしまう不幸?なヒロイン。でもむしろお見合いよりも事件の方が楽しいかも?
今回も起こってしまう殺人事件。「神は寝ている猿」が面白かったな。けっこう無茶にも思えるけど、面白い。こういう発想はないかもね。意外性もありました。
しかし実は、事件よりも冴子の小説が気になります。読みたいですよ。 -
後半、ほとんど流し読み。
惰性で読んだ感じだなぁ。
「この小説に出てくる垂里冴子さんは、個人的にはモロタイプで、こんな女性が身近にいれば、色恋などは関係なくても、お近づきになりたいよぅ!!」
……っていうのが、このシリーズの一番最初をはじめて読んだ時の気持ちだったんだけど、それから僕がおっさんになったからなのか、それとも小説の力がなくなったのか、内容にも、キャラクターにもあまり魅力を感じなかったなぁ。
なんだか、初恋の人に久しぶりに再会して
「……あ、初恋は実のらなくても、まぁいいね。」って思っちゃったような気分。 -
今回も1冊同じ話、というわけではなかったですが
2話しか入っていないので、今までから比べると
結構長い気がします。
自分のしたい道を進み始めた長女と、それを気にする両親。
今回は…親戚が持ってきたお見合いではなく
両親と妹という、前者はともかく後者はびっくりな展開です。
とはいえ、人様の~でしたがw
相変わらず都合よく考える妹です。
そしてちょっと積極的になった姉は、行動が少々加速しただけ。
とはいえ、自分で動き始めたので、まだよし??
しかし妹が持ってきたお見合いは、今までで一番
危険だったのではないでしょうか?
銃ですし、ナイフですし。 -
スタート!
以前に読んだ「日本殺人事件」とつながってたので得した感じ。いっこめの話はペンギンがかわいそうだった(´・ω・`) -
垂里冴子シリーズ3作目。
冴子さんは、観音市在住のカタギな家族、垂里家の長女で、古典的文学少女がそのまま大人になったような、着物が良くにあうおしとやかな娘さんです。
ですが、この冴子さん、お見合いの度に何故かややこしい事件に巻き込まれ、しかもその事件を鋭い推理で解決してしまう……という特殊な才能を持っています。
ええ、もちろんお見合いはその度に破談……素敵な娘さんなのに>< というコメディタッチのシリーズです。
この本には、中編2つが掲載されています。
どちらも山口さんらしいほどよいパラレル感が楽しめます。
ミステリ的にも小気味良い感じで、2作目なんかは、どりなんか、見事にミスディレクションに引っかかって……嬉しかったw(←オイ) -
2009/07/20-2009/07/23
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わーまだ続くんだ!(笑)
今回は中編が2本。お見合いはいつも通りで(笑)、事件はやっぱり起こる。面白いです。後半の話が好きだったなあ。 -
久しぶりの続編。相変わらず見合いの度に事件に巻き込まれていく話。2つの話が収録。ダイイニング・メッセージはあまり好きではないので評価は低くしている。
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2009/06/06読了