新・垂里冴子のお見合いと推理

著者 :
  • 講談社
3.08
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本棚登録 : 91
感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062154468

感想・レビュー・書評

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  • 冴子さんのお見合いシリーズ第3弾!
    最初に今作のキツかったトコロ...。
    今まで動物が殺される作品を幾つか読んできましたが
    今作の中で無惨に殺害される「喰い助」...これは
    読んでいてツラいっす。ペンギン is ルール!
    ペンギンだけはガチで可愛い!!
    そのペンギンがこんな事に...うぅぅ...シンドい。

    今作は中編2作、しかもどちらも殺人事件が
    絡むややヘヴィーな内容。全体的には長編の
    構成ですがお見合い自体は2回だから...
    2話の中編ってことでw。
    ミステリ的にも王道な展開やトリックが
    使われ、なかなかな密度だったと思います。
    奇しくも日米の探偵対決になったりして
    マンネリやワンパターンに陥りそうな設定に
    工夫して読ませます。

    冴子さんの執筆中の大長編の処女作の
    内容も気になるトコロ。まだまだ続いて
    くれそうな好シリーズですね。

    「喰い助」の件さえ無かったら...。

  • 相変わらずお見合いのたびに事件に巻き込まれてしまう不幸?なヒロイン。でもむしろお見合いよりも事件の方が楽しいかも?
    今回も起こってしまう殺人事件。「神は寝ている猿」が面白かったな。けっこう無茶にも思えるけど、面白い。こういう発想はないかもね。意外性もありました。
    しかし実は、事件よりも冴子の小説が気になります。読みたいですよ。

  • 後半、ほとんど流し読み。
    惰性で読んだ感じだなぁ。

    「この小説に出てくる垂里冴子さんは、個人的にはモロタイプで、こんな女性が身近にいれば、色恋などは関係なくても、お近づきになりたいよぅ!!」

    ……っていうのが、このシリーズの一番最初をはじめて読んだ時の気持ちだったんだけど、それから僕がおっさんになったからなのか、それとも小説の力がなくなったのか、内容にも、キャラクターにもあまり魅力を感じなかったなぁ。

    なんだか、初恋の人に久しぶりに再会して
    「……あ、初恋は実のらなくても、まぁいいね。」って思っちゃったような気分。

  • 今回も1冊同じ話、というわけではなかったですが
    2話しか入っていないので、今までから比べると
    結構長い気がします。

    自分のしたい道を進み始めた長女と、それを気にする両親。
    今回は…親戚が持ってきたお見合いではなく
    両親と妹という、前者はともかく後者はびっくりな展開です。
    とはいえ、人様の~でしたがw

    相変わらず都合よく考える妹です。
    そしてちょっと積極的になった姉は、行動が少々加速しただけ。
    とはいえ、自分で動き始めたので、まだよし??

    しかし妹が持ってきたお見合いは、今までで一番
    危険だったのではないでしょうか?
    銃ですし、ナイフですし。

  • スタート!

    以前に読んだ「日本殺人事件」とつながってたので得した感じ。いっこめの話はペンギンがかわいそうだった(´・ω・`)

  • 垂里冴子シリーズ3作目。
    冴子さんは、観音市在住のカタギな家族、垂里家の長女で、古典的文学少女がそのまま大人になったような、着物が良くにあうおしとやかな娘さんです。
    ですが、この冴子さん、お見合いの度に何故かややこしい事件に巻き込まれ、しかもその事件を鋭い推理で解決してしまう……という特殊な才能を持っています。
    ええ、もちろんお見合いはその度に破談……素敵な娘さんなのに>< というコメディタッチのシリーズです。

    この本には、中編2つが掲載されています。
    どちらも山口さんらしいほどよいパラレル感が楽しめます。
    ミステリ的にも小気味良い感じで、2作目なんかは、どりなんか、見事にミスディレクションに引っかかって……嬉しかったw(←オイ)

  • 2009/07/20-2009/07/23

  • わーまだ続くんだ!(笑)
    今回は中編が2本。お見合いはいつも通りで(笑)、事件はやっぱり起こる。面白いです。後半の話が好きだったなあ。

  • 久しぶりの続編。相変わらず見合いの度に事件に巻き込まれていく話。2つの話が収録。ダイイニング・メッセージはあまり好きではないので評価は低くしている。

  • 2009/06/06読了

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