錨を上げよ(下) (100周年書き下ろし)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1094
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  • Amazon.co.jp ・本 (626ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062167017

感想・レビュー・書評

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  • 長いので諦めて図書館に返した

  • 長編は嫌いではないが、坦々としたストーリー。主人公と同世代なため期待したが、メリハリなく挫折。

  • 又三の生き方に共感できなくても、波乱万丈なんで読み通せるけど、いったい何を言いたかったのか。。と。

    でも、時がたつにつれ、登場人物のいろんな人生観や世界観が蘇る。
    もしかしたら狙いはここにあったのかと思うほど。

  • 自分勝手ではちゃめちゃで、すぐかっとなる男が主人公の青春物語。
    主人公が、学生から30になるまでかな。(少しうろ覚え)

    最後まで読み終えて、この本のテーマは何だったんだろうと考えると、
    人生、青春、愛、というのがテーマなのかな。

    ま、あたって砕けろってことなのかな

  • やっと読み終わった。面白くない事はないのだが、感情移入出来ない分読むのがツライ。実体験なのかな?物凄い人生だ!

  • 長編だけど一気に読んだ。
    主人公が、いつ切れるかとハラハラする。でも、彼(主人公)のように、自分の我を通うせるのが、自分には出来ないだけに、ちょっとうらやましい。

  • 戦後10年後に生まれた作田又三の人生が事細かに描かれています。
    悪ガキだった小学校時代。
    不良少年だった、商業高校時代。
    悪さをして逃亡生活を送るバイク旅行。
    取り合えず入ったスーパーでの仕事。
    どうしても学歴が欲しくて受験勉強して入った同志社大学。
    飛び出して東京でバリバリ働いた後、急になにもかも投げ出して北海道にいって密漁を始める・・・・。

    とにかく一貫性のない性格の彼なのだが、頭の良さからか、行動力からかついつい先を読んでしまいました。

    「人生においては、何かになりたいと思う気持ちこそが航海の舵であり、
     それに向かう情熱の強さこそエンジンの馬力にほかならないのだ」

    北海道に急に行くときに彼の心がつぶやく「錨を上げよ」という言葉がタイトルになっているとおり、彼を突き動かす情熱が普通の人よりもかなり大きいのだろう。

    読み終えたとき、ほっとしたくらい、長い小説でした。

  • 大阪のやんちゃな又三が幼少より何度も道を逸れそうになり、女に惚れては痛い目に遇いつつも何故か同大に入って…又三がいたら私なら惚れてるな。.@hyakutanaoki 先生の思い入れが感じらる作品。でも若干長い。早く先が知りたいのに進まない。

    と20110304読了の記録をツイートより記録。

  • 上下巻それぞれ600ページになんなんとする、ひさしぶりの超長編。瞬間湯沸し器そのもののような乱暴極まりない性格で、かつ、古き悪しき男尊女卑感に凝り固まった主人公の青春記から中年ちょい前までの人生を、営々と書き綴った大作。この主人公にどうにも感情移入できないまま、延々と書き連ねられるハチャメチャな人生。最後の最後に、急展開があって、大器晩成して終わりか、と思ったらそうでもなくて、ふぅむ、終わりか、と拍子抜け。

  • 長すぎ!
    だから何?って内容だった。疲れた~

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著者プロフィール



「2022年 『橋下徹の研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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