- Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062167703
作品紹介・あらすじ
刑事・瀧野は中国人マフィアに銃撃され、入院していた。退院後、瀧野は入院中に知り合った看護師・芳理に結婚を申し込むが、心を通わせたはずの芳理は、返答をせぬまま姿を消してしまう。同じ頃、革のツナギを着た謎の男女が日本人暴力団と中国人マフィアの覚醒剤取引現場を襲撃した。以前瀧野を撃った中国人は射殺され、野獣のような暴力団幹部・秋元が一人生き残った。謎が謎を呼び、巨大な闇が蠢く中、意を決した瀧野は一人バイクを駆った-。銃創が引き寄せた人々の運命は数奇にも激しく絡み合い、闇社会の渦へと呑み込まれていく。江戸川乱歩賞作家が書き下ろす、受賞後第二作目にして第一級のハードボイルド・ミステリ。
感想・レビュー・書評
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#読了。中国人グループによる賭場の摘発中、瀧野は撃たれ病院に担ぎ込まれる。そこで出会った看護師に心を奪われるが、彼女は残留孤児を装い、不正に帰化していた。職を投げ捨てて彼女を愛し通せるのか?特に後半、何を訴えたかったのかがいまいち分からなくなってきた。
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うーん、読み終わって
「これはイカン……」と呟いちゃいそうでした。
何もかもぐずぐず……という感じ。
もったいないなぁ。 -
■名古屋往復で読了。ヤクザと中国マフィア/警察と入管といったかなり定番な組み合わせだったけど、ストーリーは型にはまらずなかなか読みごたえあり。
■さすがにそれは都合が良すぎるんじゃない?...って部分がちょっと惜しかったけど、ラストまで一気読み。ラストはさすがにちょっと哀しすぎるかも。 -
刑事の瀧野は銃撃され、入院先で知り合った看護師の芳理と付き合うことになったが・・・
先が読めすぎるっていうか、どこかで聞いたような話を組み合わせて、さらっと流したような感じ。
デビュー作とも違った雰囲気なんだけれど、こっち路線で行くにはパンチが無い気がした。