カラフル

著者 :
  • 講談社
3.89
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本棚登録 : 2591
感想 : 177
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  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062173629

感想・レビュー・書評

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  • 読みやすかったと思います

  • 感想
    もう言葉で伝えられない。後悔に苛まれる。もしやり直すチャンスがあったら。実際そんなことは起きない。だからこそ声に出して、文字を書いて。

  • https://opac.kokushikan.ac.jp/Main/Book?book_id=TS01489861&q=9&qt=0&qp=0&qv=50&qs=sort_title&qd=0

    ”シロ“は突然、高校生小林真の体に入ってしまう。そこから見た真の世界はシロにはどう映ったのか、そして家族が抱えている真の秘密は何なのか・・・本書は「なにわ男子」長尾謙杜が主人公(シロ)を演じた映画『HOMESTAY(ホームステイ)』(2022.2.11-Amazon Prime Video放映)の原作です。児童書コーナーにはその他にも『舟を編む』・『糸』・『チョコレート工場の秘密』・『ホビットの冒険』等々、話題になった映画やアニメの原作が、読みやすいボリュームでそろっています。

  • 2022/12/31

  • ブクログでオススメにあがってたからいつか読もうと思ってました。

    展開が思ったとおりで予想どおりでした。
    ただ、読みやすかったし、知り合いとかにオススメできる内容です。

    ただ、最近この手の作品を多く読んでいるのかわからないけど、予想が当たったときは少し残念感が残るのはなんでだろうね???

  • 他人事なら楽に考えられるしテキトーに生きられる。
    そういう心構えが大事。

    自殺まで考えてしまうほど追い詰められる状況だったのかはちょっと共感しにくかったけど。

  • 死んだ「ぼく」が下界で身体を借りて、他人の人生を送る話。借りている身体の持ち主である小林真は多くの辛いことが重なり自殺をしていて、、、。

    展開やオチは読めたけど、それぞれのセリフが良かった。特に最後の唱子のセリフは印象に残る。私もホームステイしてると思ってのびのび生きてみようかな。

  • 結末が!!!

    体を借りている。もっと楽に生きてもいいんだよね。

  • 【あらすじ】
    一度死んだ「ぼく」の魂が、天使「プラプラ」の助けによって、服毒自殺を図った中学生男子「小林真」の体に宿り、前世で犯した罪を探すべく人生を再挑戦する。

    【感想】
    主人公の設定が重い!
    「ぼく」の前世の真相が深い。
    思い悩むことがあっても、見る人が変わればとらえ方も変わるね。

  • 読みやすくてするする読み終わってしまった。
    どこにでもいる陰気な男の子が魂の修行をして自分の人生や家族、周りの人間を見つめ直していくお話。
    何気ない表現が的確で、苦しいし寂しくなることもあるけど、生きるってこういうことなんだよなあ、とじんわりした読了感。
    途中でカラクリに気づいた部分はあったけど、すっきりしたハッピーエンドで終わってとても良かった。
    文体が読みやすいのもあるし、登場人物たちが抱えてる問題がありふれてるけど他人事には思えない。
    身近に感じるからこそ、あまり登場人物たちにストレスを感じることなく読めた。とても良作。

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著者プロフィール

森 絵都(もり・えと):1968年生まれ。90年『リズム』で講談社児童文学新人賞を受賞し、デビュー。95年『宇宙のみなしご』で野間児童文芸新人賞及び産経児童出版文化賞ニッポン放送賞、98年『つきのふね』で野間児童文芸賞、99年『カラフル』で産経児童出版文化賞、2003年『DIVE!!』で小学館児童出版文化賞、06年『風に舞いあがるビニールシート』で直木賞、17年『みかづき』で中央公論文芸賞等受賞。『この女』『クラスメイツ』『出会いなおし』『カザアナ』『あしたのことば』『生まれかわりのポオ』他著作多数。

「2023年 『できない相談』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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