幻想電氣館

著者 :
  • 講談社
3.12
  • (8)
  • (34)
  • (68)
  • (29)
  • (2)
本棚登録 : 353
感想 : 68
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062176323

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 幽霊が見えるためにクラスから浮いてしまった少女がちょっと変わった映画館でバイトを…と言う面白そうな設定だったのですが色々と無理な設定が目についてしまいました。
    幼稚園児が男の狡さに相槌を打つのはどうかと…とか映画館の技師に惚れて父親の浮気現場を目撃したショックがどこかに行ってしまったようだったり…リアルさに欠けている上に主人公のわざとらしい話し方が気になってしまいました。

  • 主人公の少女の口調がわざとらしくてあまり好きじゃなかった。それと全体的にご都合主義な感じで...良くも悪くもふわーとした感じ。

  • もしかして敬語JK萌えか(気づいた)
    真理子さん何してるんや~~~!!!
    今回もどんでん返しオチが・・・怖かった・・・・・・結局生前の怨念が一番怖いんや・・・・・・
    あとスミレちゃんと有働さんはもうこれっきりなんやろか・・・・・・

  • 幻想シリーズ2作品め読了。「幽霊が見える」と言ってクラスから浮いてしまったスミレは迷い込んだ映画館で映写技師の有働に一目惚れする。彼に近づきたい一心でそこにアルバイトとして働く事になったが、どうも普通の映画館では無いようだった。深夜のドタバタコメディドラマでありそうな感じを受けた。前作よりもキャラクター同士の絡みが薄くて物足りなく非常にたんぱく。感情移入できるほどの物語が無く、登場人物は好きなのに話は嫌いでつまらないというのが正直なところ。なんだかすっとしない、せめて背景をもっと知りたかった。

  • 2015.04.30

  • 『幻想郵便局』の続編というか姉妹編というか。『幻想郵便局』はあの世であり、『幻想電氣館』はあの世とこの世を繋ぐ境目と言うのか。『幻想郵便局』に登場していた真理子さんが登場。あのあと真理子さんはどうやらここに行きついたみたい。郵便局よりは読みやすく興味も持てたけど、ラストはやっぱりそういうオカルトな方向に行っちゃうのかーという感じ。この人の著作は3作目だけど、大体においてオカルトめいてるので、それが持ち味のひとつなのだとも思う。2012/372

  • 「走馬灯」という映画を月に一度上映するゲルマ電氣館という映画館で起こる、少し不思議な物語。
    観た人々が、人生を振り返りそして成仏する花畑へと導かれる映画館。
    さらりとは読めるものの、物語全体が少しバラバラな印象が否めない。
    前作の『幻想郵便局』の方が面白かった。

  • 幻想シリーズ第2弾。今回もちょっぴり怖くて、ほっこりした。

  • ホラーミステリー?
    ほっこりとしながらも、ドキドキさせる作品でした。

  • 読みやすいんだか、読みにくいんだか…。軽くホラーなんだけど、やっぱり全然怖くなかったな。前作の登場人物が時折出てきて、真理子さんのその後はこうだったのか、そしてそうなるのか、とちょっと切ない。同級生の女の子が意味不明過ぎて嫌い…次作はちょっと保留です。

全68件中 11 - 20件を表示

著者プロフィール

1964年青森県生まれ。2006年『闇鏡』で第18回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞してデビュー。『幻想郵便局』がベストセラーとなり、以降、「幻想」シリーズで人気を博す。他の著書に『ある晴れた日に、墓じまい』『うさぎ通り丸亀不動産 あの部屋、ワケアリ物件でした!』『オリンピックがやってきた 猫とカラーテレビと卵焼き』「おもてなし時空」シリーズ、「仕掛け絵本の少女」シリーズなどがある。

「2023年 『キッチン・テルちゃん なまけもの繁盛記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

堀川アサコの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
堀川 アサコ
辻村 深月
池井戸 潤
三浦 しをん
三浦 しをん
三浦 しをん
有川 浩
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×