チマチマ記

著者 :
  • 講談社
3.52
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本棚登録 : 590
感想 : 103
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  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062177078

感想・レビュー・書評

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  • 猫目線で語られる風変わりな家族とおいしいごはん。
    ジャケットと猫目線で語られる物語は可愛い!の一言に尽きる。
    ただ、出てくる料理が皆おいしそうなんだとけど簡単には作れなさそうな手間のかかったものばかり、お腹がすいてしょうがない。
    カガミ君、桜川君とマキマキと一緒にうちに来ないか

  • 相変わらずなとこもあるけど、新しい一面。
    チマキ目線楽しい。
    美味しそうな話ばっかりでおなかグウグウ、カロリー話にはゲンナリだけど。
    どれから作ってみようかな。

  • 我が輩は猫である の現代版ですね。

  • ごはんがめちゃめちゃ美味しそう。
    でも、こういう家に育つと、変なジャンクフードとか、食べられないんだろうなぁ。
    だから何? という感じで終わるので、私みたいにオチ付きの話を求める人間にはいまいちあだけど、内容はそれなり。
    というか、ごはんが美味しそう。
    自分で作る気はしないけど。

  • 2012 7/21

  • にゃんこの視点から語られる、とある家族の一年間。ちょっとBL付き。とにかく美味しそうでお洒落で優しい! 個性的な一家の一員になりたい!

  • 猫の【チマキ】目線で書かれた、可愛くて美味しい一冊。今までと雰囲気が違う感じだけど、男の子女子はああやっぱり著者様だ…と思う感じ。桜川くんとカガミくんの微妙な感じもまた良いです。料理がさっぱりな上、好き嫌いが多いので、イメージがつかめなかったり、え~と思ってしまう自分が残念に思いながらも作ってみたい(食べてみたい)料理もちらほら。レシピ欲しいな。一番のお気に入りは「だんご姫」でした。何気に漢らしくていいわこのコ…。

  • かわいい作品。猫の視点で書かれる宝来家の日常は不思議だけど、ありそう。出てくるお料理も美味しそう。カロリーは気になるけれど;
    鏡さんが可愛くて、応援したくなってしまう。

  • 大変美味しゅう御座いました。
    「萌え」という言葉になかなか驚きました。どう解釈したら良いのかしら、辞典には一応載っている日本語ですが《若者言葉》ですよ、と戸惑いました。
    内容は読みやすくて大変良い。オチが流石です。

  • チマキがかわいい。まるで賢い少年のように見えるけど時々にゃんこらしさをのぞかせてみたり、ノリマキに対してはちょっとお兄さんぶってみたり。さりげなくカガミさんと桜川くんの仲を取り持とうとする姿がほほえましい。びっくりするくらい文体がくだけているけど、ものすごく長野さんらしくもある作品!

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著者プロフィール

長野まゆみ(ながの・まゆみ)東京都生まれ。一九八八年「少年アリス」で第25回文藝賞を受賞しデビュー。二〇一五年『冥途あり』で第四三回泉鏡花文学賞、第六八回野間文芸賞を受賞。『野ばら』『天体議会』『新世界』『テレヴィジョン・シティ』『超少年』『野川』『デカルコマニア』『チマチマ記』『45°ここだけの話』『兄と弟、あるいは書物と燃える石』『フランダースの帽子』『銀河の通信所』『カムパネルラ版 銀河鉄道の夜』「左近の桜」シリーズなど著書多数。


「2022年 『ゴッホの犬と耳とひまわり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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