- Amazon.co.jp ・本 (178ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062184625
作品紹介・あらすじ
「自分史上、もっとも重い怪談集です」怪異蒐集家・木原浩勝
禁忌に触れてしまった者たちを襲う恐怖。
突然、会社が引っ越したビルの一室。
誰もいないはずのフロアからガラガラガラガラと奇妙な音が鳴り響く。
不審に思い部屋に近づいた会社経営者の身に起きたこととは!?
怪談「錆」をはじめ5つの恐怖を、累計部数130万部の現代百物語「新耳袋」、「九十九怪談」、「隣之怪」シリーズの著者が描く!
感想・レビュー・書評
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新耳袋シリーズに比べると、長い話が五編。
そんなに怖くなかった。
挿絵がある。
ティーンズ向けっぽい詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
タイトルや表紙からは分からなかったのですが、中は小学生向けくらいの文章だったような・・・?
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「錆」怖い
挿絵が怖くないので救われた... -
新耳袋に比べ恐怖感は抑え気味な気がする。だが物語が一つ一つ丁寧にできているので感情移入することもでき良かった。本質は恐怖ではなく愛情なのだと常々感じる。
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暴れん坊で悪行三昧の中学生に行われた懲らしめの方法とは。――『眼』
家族の周囲で突然起き始めた怪異。そのきっかけは、ある一つの行為だった。――『竈』
その主婦は、夫ともその母親ともとても仲が良く、諍い一つなく同居していた。会社からの辞令で二人は母親から離れて暮らすことになったのだが、しばらくすると、いるはずのない人が現れるようになる。――『姑』
高熱を出して寝込んだ父の元に現れた白い着物姿の女。父が当てられた“忌”とは。――『鏡』
小さな雑居ビルの三階にあった会社が突然引っ越した。二階の工務店に勤める社員の一人は「幽霊が原因では」と言うが社長は意に介さない。だがそれをきっかけに複数の社員の目撃談や体験談が表面化し、ついに社長自身も体験してしまう。そして社長が決断したのは。――『錆』
編者自身が「もっとも重い怪談集」と語る、これまで編者が出したものとは全く異なる趣の怪談集。どことなく「怪談初心者向け」のような雰囲気があるので、怪談に慣れ親しんだ大人が読むと「全く物足りない」と感じるだろう。なので、小中学生に薦めたい怪談集だ。 -
多分、登場人物が驚くのでこちらは驚かず。
たんたんと語られる方が怖いのやなあと感じた。