- Amazon.co.jp ・本 (178ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062185134
感想・レビュー・書評
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数日経ったら印象に残ってない…
それだけ日常にある感じなのかもしれない詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読んだ後、少しゾッとする話しが5篇.「リズ・イェセンスカのゆるされざる新鮮な出会い」で左知枝がCNNのニュースで真相を知った時の驚き、表題作で、泰平自身も前世に椎茸だったと述懐する場面が面白かった.どの話も読ませる好著だ.
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ラフレシアナが好きだ
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2014.4.18
表題作と最後の作品はアンソロジーで読んだことがあったが、まとめて読むとまた雰囲気が変わってよかった。 -
5つの短編集。表題作の、ジュンサイだった頃の記憶の描写にしびれた。私も昔ジュンサイだったような気がしてきた。まだ椎茸にはなれてないけど、いつかこんな夫婦になれたらいいな。
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5つの短編からなる作品集。
地味な現実生活のなかに、いつの間にか少しずつ空想や妄想のような不思議な世界が混じり合い、静かに独特の味わいを引き出している。
派手さは無いけれど、どれもじんわりと心にしみてくる作品だ。 -
タイトルに惹かれて、購入。
さらさらとした文体で
音読したくなるような本でした。
日常と非日常のバランスが絶妙です。
初の中島京子さんの本だったので、
他の作品も読んでみたいです。 -
中島さんらしい、不思議な世界を描く短編集。
5編とも好みでした。
ハクビシンは個人的にクスリとするシーンもありました。
表題になった、椎茸・・・
とてもよく出来た短編です。
私は「テニス場のサラダだったころ」になりたい。 -
対人にとどまらず、恋に近い気持ちは、変にも近い。
隠したいことはいずれ露呈してしまうのに、残ってほしいことは次第に淘汰されてゆくのはなぜだろう。
体験も、時間経過とともに淡く薄れてゆくのはなぜだろう。
強く残る想い合いをすることが出来るって、すんごい。 -
ちょっとだけミステリーな5作の短編集。
『妻が椎茸だったころ』…ってまた、なんのこっちゃ?と思っていたけど、これはだいぶじんわりきました。