半径5メートルの野望

著者 :
  • 講談社
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感想 : 91
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062188081

感想・レビュー・書評

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  • 昨日読んだ本もそうだったけどふつふつ自分の中で沸騰するタイプの本を読むとそわそわする。でもそれで一歩動けるようになるのだから物書きさんてすごいなあと思った1冊でした。図書館で借りたので今度本屋で買おう。

  • はあちゅうさんってこんな感じなのかと少し幻滅する部分もあり、尊敬させられる部分もあり。
    よくもわるくも、はあちゅうさんは自分を丸裸にしてオープンにしているのはすごい

  • 著者より若いかもしくは同世代の人が読んだら、刺激をもらえそうな気がした。

  • はあちゅうさんの考え方が書かれている本。
    納得のものばかり。個人的にメモった言葉を記載すると以下。
    ・1分も待たずにタダで裏口から入れる人と、苦労して大枚はたいてチケットを買って、表で何時間も待たないと入れない2種類の人がいる。
    ・リーダーになろうと思ったら弱音を吐くな。「憧れ」と「同情」は同時には得られない。
    ・人生は当時者意識を持った瞬間に、過ごす時間が濃くなる。
    ・昔仲良かったメンバーに会って退屈だったら、自分がその場所にいるべき人間ではないことのサインかもしれない。
    ・成功しているからキラキラしているのではなく、頑張り続けているからキラキラして見える。
    ・今を変えられる力の無い人が、未来を変えられるわけがない。
    ・選択肢を削ぎ落とし、シンプルになる。選択肢が多いと迷うだけ。シンプルな選択肢の中に自分らしさが見えてくる。

  • はあちゅうの「自分」への向き合い方がたくさん書いてあって、他人を気にしすぎだと思った時に「自分」に最大限ベクトルが向けるために読みたい本。徹底的に他人にベクトルが向いたバージョンもあれば読みたい。


    p51
    なにも考えずに生きてきた時間が長すぎる
    →自分もそう思うことがあるが、当時の心境ノートをみるとその時の自分なりに考えていたのだと気がつくこともある。ただし、考えた結果、自分の行動を変えてこれたかというと微妙なところではある。そういう意味で、著者の「自分の人生にコミットすべき」というのには同感。

    p52
    自信がないことは事実ではあっても悩みではない
    自信がないのではなく、批判が怖いのでは?
    自信がないなら、自信をつけるために自分で努力する
    自信がないことは行動する理由にしてみる
    →失敗も怖い。取り返しがつかなくなることが怖い。

    p55
    心のストレッチ
    好奇心の赴くままに本を読んで知らない世界を見つけたり、引っ越したり、行ったことのない場所にいったり、食べたことのない料理を味わって経験値を上げる。
    とにかく心をよく動かす。定期的に強い感情を持つ。相手を理解しようとすればするほど自分との違いが浮き彫りになる。

    p59
    仕事に魔法なんてない
    どんな仕事もやり遂げるか、やり遂げないかというのはプライドと責任感の問題
    自分が自分という看板を背負っていきていく以上、1回1回の仕事は全てオーディションだと思ってやる
    失敗したときは自分で自分の汚名を返上する
    上書きするのは次の仕事、未来の自分

    あえてスケジュールに余白をつくって余裕をもって取り組む
    常にピンチの状態でいることが成長につながるわけではない
    →ぜんぶやる精神もとっても大事。でも自分に必要なものを見極めることも大事。
    このあたりのセーブの程度がわからなくなってきている今日この頃。


    p76
    人と人との関係はただ会うこと自体や回数にはそれほど価値はなくて。対等な立場で話したときに、同じ目標を見ていたり、心から理解し合えたりすることに初めて価値と喜びがある。
    同様に、その人の心の面積をそれだけ占めることができるか、に価値がある。

    p82
    世の中は見せかけとハッタリでできている。
    この年でそれに気づけていないのは、よっぽど苦労していないか、バカかのどちらかです。顔立ちが美人でなくたって、印象を良くする方法はいくらでもあります。

    人としても、ありのまま、ではなく、努力して魅力的になる。

    p86
    誰かのせいにすることなく、自由に生きることは、大人になってから得られる最奥のエンタテイメント
    →幸せになる勇気

    p96
    夢を叶えるクセ
    大きな夢もステップごとに因数分解する。夢の実態は行動、タスク(todo)
    一つひとつの行動が未来の自分につながる

    p101
    正しい欲を溜める、生きたお金の使い方をする。
    →最近やってる!

    p107
    漠然と何の計画も立てずに自然に夢が叶うなんてことはない
    進化しなければ日々進化している人には負ける
    夢のゴールと締め切りを決める。
    進化を自分に課す。=努力
    p104
    努力はつらいものじゃない
    努力しない人は自分の夢に向きあう勇気がないだけ
    忙しい人ほど多くのことを成し遂げるが、それは時間が貴重なことを知っていて、忙しいことを言い訳にしないクセがついているから。

    p111
    それに見合う努力もしていないくせに、自分の人生の期待値が高すぎる
    チャンスは半径5メートル以内にいくらでもある
    p112
    今この瞬間を真剣に生きる以外に夢へのファストパスはない
    →幸せになる勇気

    p130
    今いる場所が自分の居場所
    夢を叶えるためには
    叶った瞬間だけでなく、家庭のイメージも持つ
    今日から自分の行動と意識を変える

    p133
    自分がこの仕事をやっていくという覚悟さえ決まれば、うまくいかないときもこの後かならずよくなると希望を持てるから努力が前向きなものになる
    覚悟が決められない人はあっちにも道があるのではないか、いや、こっちでなないか、と無駄な時間を過ごす

    p135
    人の居場所が誰かの胸の中にしかない
    誰かの記憶に残る自分になることを意識して行動する

    p136
    続けれらることをやる
    やりたいことがないうちは自分の興味のアンテナが低い
    やりたいことは特別なことでなくてもいい
    自分の中にある小さな「好き」を大事にして。その芽を日常の中でじっくりゆっくり伸ばすこと。
    →やりたいことを温めておきたい。そして育てたい。
    好奇心旺盛でアンテナが本来高いからこそ、やっていて楽しくて続けられることをやる

    p140
    キャリアは50年戦争
    この戦争は50年続く、とあらかじめ覚悟して長期戦の準備で臨んでいた人が最後に笑う。
    いつでも未来への自分の種まきをしておく

    p143
    成功しているからキラキラしているのではなく、頑張り続けているからキラキラしている

    p154
    考える習慣をつけ、考えるとものの見方が多面的になる。
    定期的に半径5メートルから飛び出て「考える」ことによって半径5メートルが充実する

    p157
    自分の時間を会社に切り売りするのではなく、自分の夢の実現のために会社を利用する
    そんな心持ちで働いている人は会社にいてもちゃんと個人名で仕事がくる?
    →ある組織に属するときに、叶えたい理想のためにやるのか、自分の成長のためにやるのか、がネックになると思ったことがある。が、どちらも個々人の目標であるので大して差はないのかもしれない。それこそ鶏と卵問題で、叶えたい理想のためには自分の成長が必要だし、自分の成長があってこそ、叶えたいこと理想ができたときにそのためのスタートラインに自分が立てるのかもしれないし。

    p148
    選択肢をなるべく後に多く残したい
    けど、年を重ねるごとに選択の幅は狭まる
    その未来はもう選べないということ。
    こうなりたいなーではなく、こうなる、という目標のために行動する期間に入る
    選択肢がそぎ落とされていくほど物事がよく見えるようになる

    p160
    良いことを一つはじめるより悪いことを一つやめてみる
    新しいことをはじめるときは人生にその分のスペースをつくることが必要になる
    新しい空気を取り込む時と、既存のものを整理して結びつきを強める時は交互にくる
    外へ外へ、もいいけど、中へ中へ、もいいよ

    p162
    うまくいく方法、解決策を外に求めがちだが、答えは自分の中にあることもある

    p164
    自分の仕事の責任は自分
    過程、結果、評価全てが自分に帰属する、自分の仕事

    p165
    悩むではなく考えるという単語を使えば、人生は変わる

    p168
    予定を立てることに命をかける
    今日の予定がそのままの人生になる
    今日の一日はこれまでの人生の結果であり、これからの人生の初日

    日常の中に特別な瞬間を見つける習慣があるということは幸せを感じる能力があるということ
    どんなに忙しい時でも自分の一日の中に特別な瞬間を見つける

    p169
    他人の評価によって自分の価値が上がったり下がったりするような気持ちになるがそんなことはない
    幸せのハードルは自分で決めていい

    p177
    他人の目を気にして我慢しているより、好きなことをして批判を受けたほうがまし
    そもそも自意識過剰
    →自分らしくないかな?の心配は無用。もしかしたら、やってみたら評判もよくて自分もそれが好きで最高かもしれない。

    p178
    死ぬまでの時間潰しをしているのではない。
    自分の人生が思い通りになるとしたらどういう生き方がしたい?
    自分のした仕事の価値が食べていけるレベルの価値ってどうよ。
    お金は仕事の質のバロメーターであり、努力と運のわかりやすい結果

    p186
    私はどこにいたって私という立場から逃げることはできない
    所属が変わっても私は私であり続ける
    職業は手段と目的の手段でしかない

    良いことも悪いことも全て交互にやってくる
    淡々と受け止めつつ、自分の人生だという自覚を持ってじっくり味わう
    人生はほんのちょっとしたことで変わる。
    人は気持ちの持ち方次第で何度でも生まれ変わる。その繰り返しが理想の自分の方向にひっぱっていってくれる

    誰かの人生が羨ましくなった時は、きっと他人のことがばかりで自分のことが見えなくなっている状態
    そういう時こそ目線を半径5メートルに戻して一つずつ焦らずにやるべきことをやっていけばきっと夢は叶うはず。

  • どこかで見た、読んだ内容が多かったと思いました。目新しさはあまりなかったのですが、栄養ドリンクのようにシャキッとしました感じがしました。そして、やっぱり行動に移す、ですね。

  • ここまで言いたいこと書いた人って、はぁちゅうくらいでは?
    心が折れそうになった時、強い見方になってくれそうな本。

  • はあちゅう女史、割りと好きなはずなのに読みきれなかった。。

  • 一通り、読んだというか、ページをめくったというか…
    「いま読んでいる」に留まっていたのを忘れていて、
    「読み終わった」にしておきます。

    野望が強すぎて、
    どうも読んでいて疲れてしまいました。

  • 大手広告会社➡ベンチャー➡フリーと華々しいキャリアをお持ちです。
    学生の頃からブログを拝見していました。その時の彼女の魅力は、好奇心と行動力でした。
    しかし、社会人になってからは、仕事と自分の人生への責任感を強く持っていらっしゃるところに魅力を感じます。
    だからこそ、一言一言がとても心に刺さります。まぁ、かなりストイックな方だと思うので、読んでてしんどくなることもありますが(笑)
    自分を奮起させる時に読みたい本です。

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著者プロフィール

ブロガー・作家。慶應義塾大学法学部卒。広告会社、ベンチャー企業勤務を経て独立。2018年に事実婚を発表し、2019年に出産。様々な媒体で発信活動を続けている。『半径5メートルの野望』『通りすがりのあなた』『仮想人生』など著作多数。「週末野心手帳」や「自分への取材手帳」など商品プロデュースも手掛ける。インスタグラム・ツイッター/@ha_chu

「2021年 『とにかくウツなOLの、人生を変える1か月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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