メンタルが強い人がやめた13の習慣

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  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062192088

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  • ・メンタルが強いこととポジティブ思考は違う
    過度にポジティブに考えるのは、過度にネガティブな思考を抱くのと同じぐらい害が大きい
    メンタルの力とは、現実的、合理亭に考える力を言う。

    1.自分を哀れむ習慣をやめる
    状況がどんなにひどいか大げさに語っていれば改善のために何もしていない自分を正当化できる
    が、
    時間の無駄
    心のエネルギーを大量に必要としても、状況を変える力には全くならない

    自分を合われる気持ちは自分の自信のなさの表れ
    →今まで問題を解決したり、悲惨な出来事に対処したことを思い出そう。
    →それが問題を解決できる根拠。哀れむ気持ちはなくなる

    悪いことばかり起こると思うなら
    良いことも起こっていることを思い出そう

    古い習慣をやめて(自分を哀れむ)、新しい習慣(何事も感謝)を身に着けよう

    自分に同情しても何も解決しない!

    2.自分の力を手放す習慣をやめる
    自分に自信のない人は他人の評価で自分の価値を決め、自尊心をまるごと左右されている

    自分が誰に時間とエネルギーを注いでいるか考えてみよう。
    それは自分の時間やエネルギーを与えたい相手?

    それは誰の意見?
    一人の意見に自分の価値を決める力を与えてはいけない。
    誰かがひどい事を言うからといって自己評価を下げなくちゃいけないの?
    言葉を真に受ける必要ある?
    そしたら褒めてくれる人の話をもっと喜べば?
    成功する人はたった一人の意見に自分を定義させない
    自分が自分を定義する

    批判を参考にするためによく見極める必要がある。
    ・怒りっぽくてただ発散したい
    ・誰かを貶めたい

    自分の感情は誰にも支配されない

    3現状維持の習慣をやめる

    ・先延ばしにすればするほど難しくなる
    初めて喫煙したあとに辞めるのと20年たって辞めるのとどちらが難しいか。

    ・現状にとどまるメリットとデメリット、変化するメリットとデメリットを書き出す

    残念ながら望んでも望まなくても人生は変わる。
    だから変化を怖がらない

    4どうにもならないことで悩む習慣をやめる
    自分でなんとかできることで悩もう

    5みんなにいい顔する習慣をやめる
    みんなが支持する選択だからといって正しいとは限らない
    他人の機嫌を最優先していると自分の価値観に従って行動することができない

    これは私のやりたいことだろうか
    これを引き受けると私は何を手放すことになるだろう
    これを引き受けたら何を得られるだろう
    これを引き受けたらどんな気分になるだろう

    6リスクを取らない習慣をやめる
    リスクとは何ら関係ない事のおそれが決断に影響を及ぼす
    例)仕事にストレスがあるときは家を購入するのに躊躇する
    人は自分の感情に影響を及ぼしている要因を特定するのが下手なのですべてを一緒くたにしてしまう
    感情が選択の邪魔をする
    人は勝ち目のある選択ではなくいちばん不安が少ない選択をしてしまう

    ・どんな損失があるか
    ・どんなメリットが考えられるか
    ・目標達成の助けになるか
    ・ほかにどんな選択肢があるか
    ・最高のシナリオが実現したらどんな恩恵があるか
    ・最悪の事態とは何か。どうしたらそのリスクを小さくできるか
    ・最悪のシナリオが実現したらどうなる。どう対処する?
    ・決断は今後5年間どんな影響を及ぼす?

    根拠のない思い込みと戦うのはやめよう

    7過去を引きずる習慣をやめる
    今の自分に罰を与えたところで現状は変わらない

    不快な出来事を思い出すときは、だいたい誇張されている
    ・辛い経験から学んだことを思い出そう。既に起こったことなのだと受け入れ、自分がどう変われたかに焦点を当てる
    ・ネガティブな出来事を思い出すとひどく滅入るのは、その時の感情に焦点を当てるから
    場所、服装など具体的な事実を思い出す

    過去にとらわれていれば、未来を楽しめない

    8同じ過ちを繰り返す習慣をやめる
    ・どこがいけなかったのだろうか
    ・もっとうまくやれたはずと思えるとことは
    ・次はどうすればよいだろう

    9人の成功に嫉妬する習慣をやめる
    人の強みを誇張しない
    嫉妬はたいてい他人の活躍を誇張し、他人の持ち物を重視しすぎることがから生まれる。どんな人でも弱点、不安、問題を抱えている

    成功するの定義とは?

    10一度の失敗でくじける習慣をやめる
    一度も失敗せずに成功するのは至難の業
    才能のほとんどは努力で育まれる。努力したか?
    失敗を能力のせいにすると無力感に陥る
    自分の能力を誤解したまま成功に尻込みしてはいけない
    少し時間をとって、失敗にまつわる自分の思い込みをチェックしよう
    成功への道のりは短距離走ではなくマラソン

    間違った思い込み
    ・自分が力不足だから失敗した
    ・失敗したらみんなに嫌われる
    ・最初にきちんとできなかったら2度目もうまくいかない
    ・自分には成功する力がない

    自分のスキルを誇示するのではなく、磨くことに専念すること

    11孤独を恐れる習慣をやめる

    12自分は特別だと思う習慣をやめる

    13すぐに結果を求める習慣をやめる
    見えにくい進歩もあると心得よう
    喜びを先送りする訓練をしよう



    メンタルの強さは努力の賜物

  • ほう
    と、タイトルのフォントのすっきりさから内容もきっと、
    と想像して読んだら簡潔でもすっきりでも無くてわろた
    メンタル強いひと、こういう本読ま無いよね…そうだよね…

  • 自分のメンタルによい考え方の習慣と悪い考え方の習慣が具体的なケースとともに紹介されている。紹介されている例が新しく納得感があり、習慣も「確かにこれはつい」というものが多い。読み物としても面白い。

  • メンタルが強くなれば、最高の自分でいられる。正しいことをする勇気が持てるし、自分が何者で、何を達成できるかに対して、心からくつろいでいられる。

  • マイナスではなくメンタルをプラスにすること。具体性とイメージ。

  • 参考になりました。

  • タイトル買いしましたが、なかなか興味深い内容でしたよぉ~

    付箋部分をご紹介します

    ・良い習慣はたしかに大切だけれど、私たちが持てる力をフルに発揮できない理由は往々にして
     悪い習慣にある。・・・中略・・・あなたの一番悪い習慣が、あなたの価値を決めている、と(p10)

    ・「メンタルの力をはぐくむ」とは、どういうことだろう?それは、どんな状況においても、自分の感情や
     思考の手綱を握り、前向きな行動を取る力を高めることをいう(p20)

    ・メンタルが強いことと、ポジティブ思考とは違う(p24)

    ・自分を哀れむことは、自分をだめにすること。哀れんでいるうちに、考え方も行動も変わってしまうからだ。
     だが、自分で手綱を握る生き方を選ぶこともできる。状況は変えられなくても、自分の姿勢を変えることは
     できるのだ(p32)

    ・成功する人間は、たった一人の意見に自分を定義させたりはしないのだ(p58)

    ・何をし、何を考え、何を感じるのか、すべて自分で選べる(p60)

    ・「自分の感情は誰にも支配させない」(p61)

    ・「変わりたい」と言うのは簡単だけど、実際に変わるのは難しい。思考と感情が、行動の変化にストップを
     かけることが多いからだ。たとえそれが、人生をよくする変化だとしても(p67)

    ・人生において、すべての状況やすべての人を思い通りにはできない。思い通りにならないことを一つひとつ
     手放せたら、自分で何とかできる事柄に時間とエネルギーを注げる(p88)

    ・「自分で何とかできること」に心を注げば、思い通りにならないことをくよくよせずにすむ(p95)

    ・人生で決断を迫られたら、自分の価値観を知っていることが大切だ。そうすれば、最善の選択ができる(p113)

    ・どうってことないリスクだけを取っていたのでは、またとないチャンスを逃してしまう。リスクを承知で
     挑戦するかどうかで、可もなく不可もない人生を送るか、ひとかどの人物になるかが決まることも多い(p130)

    ・過去を引きずっていると、最高の自分になる力が損なわれるのだ(p149)

    ・過去を引きずらない、と決めることは、何事もなかったふりをすることじゃない。経験したことを受け入れて
     今を生きることだ(p158)

    ・人の成功を喜べたら、あなたの周りには成功者が集まるだろう。目標に向かって努力する仲間に囲まれるのは
     素晴らしい。あなたの旅を支える意欲やひらめき、情報も得られる(p187)

    ・自分の「成功の定義」を書きとめよう。そして、その人なりの成功の定義を満たそうと努力している誰かに
     嫉妬しそうになったら、自分の定義を思い出そう。成功への道は人それぞれ。自分の旅はユニークなのだ、と
     気づくことが大切だ(p189)

    ・人の成功をうらやむのをやめれば、自分の目標を目指す自由が得られる。自分の価値観に従って生きたいと
     思うようになるので、その人なりの価値観に従って生きている誰かに腹を立てたり、出し抜かれた気分に
     陥ることはなくなる(p191)

    ・「マインドフルネス」は、瞑想の同義語として使われることも多いが、あれこれ判断せずに、今この瞬間に
     起きていることへの意識をしっかり高めることをいう(p223)

    ・人生は公平ではない(p236)

    ・メンタルが強いといのは「何が起こっても大丈夫」と知っていること(p266)

    ・身体を鍛えなければ体力が衰えるように、心の筋肉をつけ、維持していくには、メンテナンスが欠かせないのだ(p270)

  • 【生き方】メンタルが強い人がやめた13の習慣/エイミー・モーリン(著)長澤あかね(訳)/20151215(129/413)<270/27277>
    ◆きっかけ
    ・日経広告

    ◆感想
    ・何か新しく始める前に、まずは余計な事をやめよう。
    身体に巻き付いた重りを外そう。
    ジムへ行く前に、ドーナツを1ダース食べるのをやめよう。

    「メンタルが強い」人は、何優れたものを持っているというより、悪い習慣をやめている。
    13の習慣に当てはまる行為をしている自分を見つけ次第、直ちに正しい解決策を講じよう。
    そうして、無駄に消費していたエネルギーを効率的に使うことで、満足度の高い生活できるようになる。

    ◆引用
    ・メンタルの力を育む3方向からのアプローチ
    思考=根拠の無い思い込みを特定し、より現実的な思考に置き換える。
    行動=どんな状況でも、前向きな行動を取る。
    感情=感情に支配されないよう、自分が感情の手綱を握る。

    ■やめるべき13の習慣
    1. 自分を哀れむこと:時間の無駄なだけでなく、新たな行動を阻害し、悲壮感が漂いチャンスも減る。
    ・解決策:現実を把握する。感謝する。。
    NG:持っていないものに拘る、過度なネガティブ思考。

    2. 自分の力を手放すこと:被害者意識。人に気分を左右される事。
    ・解決策:
    NG:
    ・相手を許し、境界線を引く
    ・「〜のせいで」等の被害者ワードを使わない
    ・妬み、怒り、敵意を頂くこと。

    3. 現状維持すること:今の不満より未来の不安が大きい。先延ばしにするほど難しくなる。
    ☆解決策
    ・変化は0or1ではない。期限を決めて徐々に変える。
    ・障害物を予測する。
    NG:気分になるまで待つこと、変化しないことを言い訳すること、合理的分析をせずに感情だけで決めること。

    4. どうにもならないことで悩むこと
    何もかも支配しようとする。=時間とエネルギーとムダにする。人を厳しく裁くようになる(自分は能力があるから成功したと信じてるが故に)
    ☆解決策
    ・恐れを明らかにする=出来ること/出来ないことが見える
    ・☓支配する/◯影響を及ぼす
    ・自分に起こった出来事をすべて思い通りにできるとは限らないが、起こったことに支配されないと決めることはできる。

    5. みんなにいい顔をすること
    対立を恐れる。人ごとに顔を変えるので、結局誰にも信頼されない。
    ☆解決策
    ・自分の価値観を明らかにする
    ・きっぱりとした態度で接する
    ・対立する気分に慣れる。

    6. リスクを取らないこと
    根拠の無い思い込みで、チャンスを逃す。リスクを避けることで精神的なダメージを負う。
    ☆解決策
    ・デメリットとメリットを書き出す。
    ・リスクの感じ方のパターンを知り、感情から距離を取る
    →手綱を握るとリスクをとりやすい、安全装置があると無謀になる、力量と運が見分けられない、迷信に左右される、儲けが大きいと簡単に騙される、なじみのあるものに安心感を抱く、他人のリスク認識を信頼する、メディアの影響を受けやすい
    ・リスクを取り、結果を観察する訓練をする。

    7. 過去を引きずること
    今が不満だと、過去の栄光に浸る。今あるチャンスを逃す。
    ☆解決策
    ・敢えて積極的に、過去について考える時間を作る。
    ・学んだ教訓に目を向ける
    ・感情ではなく、事実に目を向ける。

    8. 同じ過ちを繰り返すこと
    みんな意外と同じ過ちを繰り返し続けている。無力感が増す。
    ☆解決策
    ・問題点と、解決策、新しいやり方を計画する
    ・嫌な気分に耐える訓練をする=自制心は鍛えられる

    9. 人の成功に嫉妬すること
    持っているものに満足できず、自分の才能を見落とし、価値観を手放してしまう。
    ☆解決策
    ・人と比べない(=自分の価値観を持つ)
    ・自分にとっての成功を定義する
    ・自分の強みに目を向ける
    ・人の強みを誇張しない
    ・競うより、協力
    ・人の成功を祝う訓練=回路が鍛えられる

    10. 一度の失敗でくじけること
    能力主義が原因。
    ☆解決策
    ・やりぬく力に意味があると知る。天賦の才<訓練
    ・失敗を繰り返しても大丈夫と知る。失敗が能力や業績を向上させる
    ・失敗=学ぶチャンス

    11. 孤独を恐れること
    ☆解決策
    マインドフルネス瞑想

    12. 自分は特別だと思うこと
    特権意識が、報われて当然という認識を生む。
    ☆解決策
    ・与えることに心を注ぐ
    ・自分の価値ではなく努力に目を向ける
    ・他人の感情に思いを馳せる

    13. すぐに結果を求めること
    変化にかかる時間を短く見積もっている。将来に備えなくなる。がっかりしやすい。
    ある分野で粘り強くても別の分野ではそうでない事はよくある。
    ☆解決策
    ・常に目標に目を向ける
    ・進歩を計る方法を見つける

    ・メンタルが強いというのは何が起こっても大丈夫と知っていること。どんな運命が振りかかろうと、人生の現実に対処できるだけでなく、自分の価値観に従って生きることができる。

  • 一回さらっと店頭で見た後、頭に残った、どうにもならないことで悩む習慣をやめるのを実践したら、一週間前向きになれたので、次の週末に購入。自分で悩まずに本に書いていることを実践してトレーニングしてるところだと思うとそれだけで気が楽になる。都合よくこういう本使うといい。

  • 2015/11/17

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著者プロフィール

メイン州のニューイングランド大学でソーシャルワークの修士号取得。ハーバード大学のジャッジベーカーチルドレンセンターをはじめ、学校、コミュニティ、病院などでサイコセラピストとしてキャリアを積む。現在も子どもから大人までを対象にセラピーを行うと同時に、ノースイースタン大学の講師、複数の大学のサイコセラピストを務める。デビュー作『メンタルが強い人がやめた13の習慣』はベストセラーとなり、30ヵ国で出版された。

「2019年 『メンタルが強い子どもに育てる13の習慣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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