1960 年、全羅南道生まれ。ソウル神学大学神学科卒業。朝鮮大学教授。81 年、中編小説『エリュシクトンの肖像』を発表しデビュー。人間と宗教への根本的な問いや、また〈不在の父〉を主題とする作品などで大きな注目を浴びる。主要作品に『迷宮についての推測』『植物たちの私生活』『僕はとても長生きするだろう』『懐かしい日記』『私の中に、また何があるのか』『生の裏面』『人は自分の家に何があるのかをしらない』『尋ね人広告』など。大山文学賞、東西文学賞、現代文学賞を受賞。邦訳に「ナイフ」。
「2010年 『死海』 で使われていた紹介文から引用しています。」