おしごとのおはなし パティシエ 父さんはドラゴン・パティシエ (シリーズおしごとのおはなし パティシエ)

  • 講談社
3.37
  • (4)
  • (4)
  • (7)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 128
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (80ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062198929

作品紹介・あらすじ

ネットで話題になっている、すっごく腕のいい「ドラゴン・パティシエ」って何者? うちの父さんは、『パティスリー・ウフ』のパティシエだけど、「パティシエっていうより、ラーメン屋のおじさんってかんじ」なんて友だちに言われちゃっている。ドラゴン・パティシエではなさそうだけど、父さんのつくる生クリームは絶品で、いちごのショートケーキは、うちの一番人気なんだ。

ある日の午後、まっくらな空がむらさき色に光ったと思ったら、いなずまがぼくと父さんの前に落ちてきた! 白いけむりがあがって、そこにいたのは、なんとつばさのある竜だったんだ!!
竜は「わが君のバースデー・ケーキとやらをつくっていただきたい」と言ったかと思うと、父さんをこわきにかかえて、かるがると飛びあがった! ぼくは父さんにひっしにしがみつき、気がついたら竜の世界に連れてこられてしまったんだ。
竜の注文は「わが君が気に入るケーキをつくること」。でも、どんなケーキが気に入るのかな……。
パティシエがうれしいのは、つくったケーキを心からよろこんでもらえたとき。お祝いのときに出されるケーキは、かくべつです。そして、パティシエが幸せを感じるのは、食べてくれる相手が竜であっても同じなんです。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 図書館本。仕事の話、シリーズで借りたのだけど、物語要素が強め。

  • わが子、高リピート。

  • おしごとのおはなしシリーズ、「パティシエ」

    ファンタジー系。

    ドラゴンの誕生日ケーキを作るために雲の上へ連れて行かれる。

  • おしごとシリーズ。お父さんはパティシエ。ちょっとしたひみつがあって……

  • ケーキ屋さんの息子の雄太。 雄太のクラスで、ドラゴン・パティシエという単語が話題になった。 だが誰もドラゴン・パティシエが具体的には何を指すのかは知らない。 ドラゴンだからには強くて美味しいとか何とか好き勝手に噂してしまいには雄太のお父さんは見るからにあり得ないと笑われる始末。
    しかしそれから1週間ほど経ったある日・・・

    どうやらこのシリーズは、職業紹介を兼ねているようですね。 そしてこの本ではパティシエが紹介されているよ。

    とは言っても、今回ケーキを食べるのはドラゴンなんだけど。 先代ドラゴン・パティシエが亡くなって、新しいドラゴン・パティシエを探しているらしい。 しかもその探し方はネットの掲示板。 そこに書かれたパティシエを半ば強引にさらいまくってたんだわ。 
    で、雄太のお父さんも雄太と一緒にさらわれてしまって。 さらわれたパティシエと雄太達はどうなるんでしょうねぇ。 途中、おいおいまじかよ!結構怖いんじゃないここ?と思わせられたり。 

    物語の後にはパティシエのお仕事の簡単な紹介も載っているので、読み終わる頃にはパティシエとはってのが面白おかしく大体わかるかと。

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

児童文学作家。岩手県生まれ。東北薬科大学卒業。大学在学中に講談社児童文学新人賞を受賞し、『霧のむこうのふしぎな町』でデビュー。ファンタジー作品を多く書き続けている。『牡丹さんの不思議な毎日』で産経児童出版文化賞大賞、『つづきの図書館』で小学館児童出版文化賞、『岬のマヨイガ』で野間児童文芸賞受賞、『帰命寺横町の夏』英語版でバチェルダー賞受賞など受賞歴多数。


「2023年 『トットちゃんの 15つぶの だいず』 で使われていた紹介文から引用しています。」

柏葉幸子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×