22年目の告白-私が殺人犯です-

著者 :
  • 講談社
3.79
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本棚登録 : 226
レビュー : 35
  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062205320

作品紹介・あらすじ

驚愕の先の涙、涙! 小説というもう一つの衝撃。
書籍編集者・川北未南子は苦悩していた。突如現れた美しい青年・曾根崎雅人から預かった原稿は、巧みな文章で綴られ、彼女を魅了した。しかし、そこに書かれていたのは、22年前の、すでに時効が成立した連続絞殺事件、その犯人による告白だったのだ。はたして、この本は出版されるべきなのか。だが――わたしはもう悪魔の虜になっていた……。
出版された『私が殺人犯です』は、たちまちベストセラーとなり、曾根崎は熱狂を煽るかのように挑発行為を続ける。犯人逮捕を果たせなかった刑事の無念。そして、被害者遺族たちのやるせない思い――。社会の禁忌に挑む小説版『22年目の告白』が登場。スチールフォト掲載の豪華特別本!

感想・レビュー・書評

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    編集者・川北未南子の前に突如現れた美青年・曾根崎雅人。彼から預かった原稿は、時効となった連続殺人事件の犯行を告白したものだった。その残忍な犯行記録『私が殺人犯です』はたちまちベストセラーとなり、曾根崎は熱狂を煽るかのように世間を挑発し続ける。社会の禁忌に挑む小説版『22年目の告白』。
    +++

    映画ありきの小説だとは知らずに読み始めたのだが、小説としても充分愉しめる。殺人にまだ時効があった時代だからこその、刑事たちの無念や無力感、犯人のスリルと自己主張、そしてラストのカタルシスが成立する物語である。途中から、薄々犯人はあの人物では、と思ってはいたが、動機が想像できず半信半疑でいたのだが、そういうことだったのか。とは言え、そこまで強い衝動に結び付くのかどうかは、いささか疑問に思わなくもなかった。全体を通しての緊迫感と、人の思いの強さがひしひしと伝わる一冊だった。

  • 時効撤廃の境目で、ぎりぎり時効が成立してしまった連続殺人事件。その事件から22年後、犯人を名乗る美青年が告白本を出版し世間を騒がせる事態に。かつてその事件を担当した刑事、被害者遺族、そして正義を代弁するジャーナリストなどなどさまざまな人物が入り乱れ、意外な真相にたどり着くスリリングなミステリ。
    ちなみに映画版は観たのでネタは知っていたのですが。充分に面白く読めました。映画ではほぼ語られなかった女性編集者の物語が、本好きとしても魅力的に感じられました。たしかにこんな本を世に出すだなんて!と糾弾はされるでしょうが。それでも仕方ないことってあるのかな。いい本が売れる本だとは限らない、というのはなんだか胸が痛みます。

  • とても読みやすく、先が気になり読む手が止まりませんでした。

    まさかの展開は気付ける人がいるのか?と思うくらい騙されてしまった。。

    終わりかたはとてもスッキリで、文句無しでした。

  • 後半はもうえ!?え!?の連続。
    最後は感涙。
    良い一冊でした。

  • 説明
    内容紹介
    驚愕の先の涙、涙! 小説というもう一つの衝撃。
    書籍編集者・川北未南子は苦悩していた。突如現れた美しい青年・曾根崎雅人から預かった原稿は、巧みな文章で綴られ、彼女を魅了した。しかし、そこに書かれていたのは、22年前の、すでに時効が成立した連続絞殺事件、その犯人による告白だったのだ。はたして、この本は出版されるべきなのか。だが――わたしはもう悪魔の虜になっていた……。
    出版された『私が殺人犯です』は、たちまちベストセラーとなり、曾根崎は熱狂を煽るかのように挑発行為を続ける。犯人逮捕を果たせなかった刑事の無念。そして、被害者遺族たちのやるせない思い――。



    映画を地上波で放送したものを録画していて どちらを先にするか迷いましたが先に読んでしまいました。
    読み終えて 録画を観るのが楽しみになりました。
    意外な真相で読む手が止まりませんでした。
    ラストは温かい気持ちにさせてくれるいい感じの終わり方。新しい作家さん、見つけた!という気持ちです。

  • まさかの真犯人・・・
    でも殺人犯の手記にかかわらず、こういう出版に至るまでの経緯っていろいろあるんだなあと。
    映画も見てみたくなりました。

  • 4月に観た。

  • 一気に読めました。
    だよね,そうくるよね・・・・・
    という結末でしたが,おもしろかった。
    映画化で誰がやるのか,きになりました。
    もうすぐ,地上波でやる,たのしみ。

  • 映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」のノベライズ。
    編集者・川北未南子から描いたサイドストーリー。
    美形の青年が書いた告白本「私が殺人犯です-」は大ベストセラーになる。

    全く予備知識なく、もっとトリッキーなミステリーと思って読んだら、以外に暖かい小説だった。
    (図書館)

  • 帯の「涙」と言うのを見て予想はついた。映画は見てないが、藤原竜也がいつ叫ぶかドキドキしながら読んだ(笑)

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著者プロフィール

1979年奈良県生まれ。2010年、『アゲイン』で第5回ポプラ社小説大賞特別賞を受賞しデビュー。著書に『シンマイ! 』『廃校先生』『22年目の告白―私が殺人犯ですー』『AI崩壊』『お父さんはユーチューバー』など。

「2021年 『君の心を読ませて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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